日吉天神
定時退社日のはずが退社したのはかなり遅くなってしまった。それでも新店開拓の為、菊名から東横線に乗り換え日吉駅で下車。『本丸亭』の流れを汲んだといわれていた塩ラーメンメインの店『元山亭』跡地へ向かう。『元山亭』はちょうど3年で閉店か。学生が主客となる日吉でさっぱりした塩では厳しかったようだ。次に入った店は博多ラーメン店で今週月曜日の10月7日開店したという『日吉天神』だ。早速入店するも店前に3人ほどの待ち客が立っていた。結局10分以上待ってようやく着席。厨房には店主と思しき痩せた中年男と2人の女店員の3人。L字型カウンター12席と4人掛けテーブル席2卓。口頭で注文。後客は続々来て列が出来ていた。卓上には日吉への熱い思いが書かれた蘊蓄があった。
『らーめん(細麺・粉落とし)』 650円
筆頭基本メニューを注文。博多系では珍しく太麺も選べたが、無難に細麺にしておいた。もちろん我は粉落とし。具は青ネギの小分け切り、きくらげの細切り、海苔1枚とチャーシュー1枚。タレを効かせたクラッシックな博多ラーメン。濃厚さや奇抜さを求めていない、安定重視の味。麺量がやや多く粉落とし麺をワシワシ食べる感覚は楽しく満足はした。替え玉無料だったが止めておいた。
このところ日吉には何度か来ているが、ずっと気になっていたものの後回しにしていた店がある。それは家系ラーメン店『壱一家』だ。『麺処Ru-Ya』の跡に『壱七家』として開店したのだが、何故か屋号を『壱一家』に改めた。何故だろう?本厚木の同名の店と揉めたという事もないだろう。ともかく屋号を改めた店に再訪となる。店の構造などは以前と同じ。厨房に太った中年男の店員がいたがいずれも大陸系なのは同じ。券売機で食券購入。先客9人後客5人と意外と繁盛しているようだ。
『らーめん(麺かため・味濃いめ・油多め)』 600円
基本メニューを好みMAX注文。2杯めに味濃いめは止めておけば良かったと注文直後に後悔。着丼は早かった。今見ると半味玉がのっていかにも『壱八家』スタイルだね。麺は通常の家系より細めの麺を使用しているので着丼が早かったのかな。『壱七家』時代より味は良くなっていると思う。あの時の味の印象は悪かったのでなかなか再訪しなかったんだよな。チャーシューが2枚入っていたり、基本600円だったりと客へのサービス精神も感じられた。お腹一杯で満足して帰路についた。
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