精一杯開
大通り公園近くの『めんや直伝』が閉店した。この周辺では唯一の東池袋大勝軒系とあって貴重な存在と言えたので残念だ。開店当時から知っていたが色々迷走も感じられたし、我もそれほど足しげく通った訳でもないので、無くなってから残念と言うのは多少勝手な気がする。そんな店の跡地に一昨日10月10日に開店したのは横浜家系を名乗る『精一杯』という店。捉えようによっては悲壮感さえ感じとってしまうような屋号に感じる。家から歩いて到着したのはちょうど開店直前。店の前には15人くらいの行列が出来ていた。今日までオープンセールらしい。列に並んだ瞬間に開店した。結局着席まで20分以上待たされた。で、我が買おうとしていたメニューが売り切れ表示だったので店員を呼ぶと、売り切れではなく券売機の不具合らしい。その後も券売機でそのメニューを中止にするか、口頭で対応するかで迷走していた。開店時はこういうトラブルがつきまとうんだよな。内外装とも『直伝』時代と変化なし。L字型カウンター8席と5人がけテーブル席1卓。
『肉味噌ラーメン(麺かため・味濃いめ)』 500円(オープン記念)
横浜家系を名乗るわりに看板メニューは「肉味噌ラーメン」。通常850円のメニューだが今日までオープン記念で500円。他の基本メニュー3種は300円だった。味の好みが選べるが、家系ラーメン店であるのに油の量には対応していない。ので麺かため、味濃いめの好みでオーダー。麺はもちもち食感の中太ちぢれ麺。具は白菜ときくらげ、脂身の多い豚バラ肉が満載。他に玉ねぎやニンジンなどの野菜が入っていた。そしてこってり濃厚合わせ味噌のスープ。具材の食感と濃厚スープに満足した。しかし初めて食べた気がしない。そう、近くの伊勢佐木町にある『はまじん』の「はまじん味噌」に酷似しているのだ。この店の店主も西谷の『蝦夷』出身なのだろうか?満足して店を出た。今度は通常営業になった時に基本の家系ラーメンを評価してみたい。
10月も半ばだというのに今日は真夏日で、そんな中濃厚味噌ラーメンを食べたので汗まみれになってしまった。買い物をする為そのまま伊勢佐木モールへと徒歩で向かった。
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