釧路朝麺
釧路遠征2日目の朝6時。おっ!青空が覗いているぞ!っと思ったが結局青空を見たのは今回の旅ではこれが最初で最後だった…。朝食をとる為ホテルを出る。むろん朝からラーメンを食べる事が目的。JR釧路駅から徒歩5分のところに釧路丹頂市場があり、その市場内に『らーめん工房魚一(うおっち)』というラーメン店があるのだ。市場内だけに朝6時45分から営業している。我は30分くらい早めに市場に到着し、暖簾が出されるまで他の市場を見て回る。市場自体は朝6時から営業しているのだ。土産物を幾つか購入した。開店予定時刻5分前くらいに店の前で待つ。定刻になったがまだ暖簾は掲げられない。3分ほど遅れてようやく暖簾が掲げられた。厨房には熟年店主夫婦2人。店主は脱サラして店を始めたとか。厨房周りにL字型カウンター9席。後客6人。口頭で注文。
『魚醤ラーメン(あっさり・細麺)』 710円
こちらの看板メニューは魚醤ラーメン。魚醤から手作りしている珍しい店なのだ。主に秋刀魚から魚醤を作っているそうだ。あっさりとこってり、麺は細麺か太麺か選べる。何故かおしんこが2皿提供された。麺は縮れ細麺。具は薬味ネギ、メンマ数本、あさり1個と海苔1枚、チャーシューは2枚入り。一口啜るとあっさり塩スープかな?と錯覚するが、後味が秋刀魚の風味がする。昨日まで食べた釧路ラーメンと明らかに違うものの、共通項もあり、地産のものを活かしているという意味では、こちらも紛れもなく釧路ラーメンと言えよう。満足。店を出るともう空は一面鉛色になっていた。
釧路での全ての目的を終えたのでホテルに戻りチェックアウト。北上し阿寒湖を目指す事にした。
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