綱島鶏塩
カラッとした晴天ではなく、空には雲が多く時よりゲリラ雨が降るような蒸し暑い日々が続いているのでだいぶ夏バテ気味。いつも通り早朝に起きたのだが、休日だと油断して扇風機にあたり横になって涼んでいると、いつの間にか二度寝してしまい目が覚めたのが11時前くらい。幸か不幸か昼は食べ歩きの習慣が身についているので、何とか外に出るという行動に移れた。新店開拓の為、昨晩に続いてまた綱島へ向かった。今度は駅からだいぶ離れた場所になるが、今月20日に開店した鶏白湯ラーメンをメインとする店『極楽鳥』を目指す。駅東口に出て鶴見川を渡り、『誠信』、『桃源』が並ぶ国道沿いを真っ直ぐ、新幹線高架下をくぐって更に先に行った所に店はあった。早速入店。入口に券売機。厨房には男ばかり店員3人。一列のカウンター5席と4人がけテーブル席2卓。先客7人だったので我は座れたのだが、その後来客が相次ぎ行列が出来ていた。タイミングよくギリギリセーフといった感じだ。このあたりは会社が結構あるのか、作業服を着た男客が目立った。結構歩いたので汗をかいたが、空調の真下の席に座った為全然冷気が来なくて暑かった。
筆頭メニューを注文。他には正油らーめん、中華そば(正油/塩)等があった。麺はもちもちした食感の多加水ちぢれ太麺。具は薬味ネギ、小松菜、豚バラ巻チャーシュー1枚、鶏チャーシュー2枚。スープは白濁して表面は黄色い鶏油が浮かぶ塩スープ。かなりこってりした塩味の濃いスープだ。我には少々味が濃すぎると感じたが、そうでないとラーメンを食べたという満足感が少なくなってしまうのだろう。今度はあっさり味の塩中華そばを食べてみたいと思うが、なかなかに駅から距離があるので再訪は難しいだろう。
店を出て駅までの道を引き返す途中『桃源』の前で立ち止まった。2店目は『綱哲』でつけ麺を考えていたのだが、あそこは駅前なのでいつでも行ける。こちらの方まで歩いてくるのは早々なかろうと思い、こちらを2店目にする事にした。実に4年以上間を空けた3度目の訪問となる。店外に待ち客2人、中にも2人待っていた。10分くらいしてようやく中に入る事が出来、20分してようやく着席出来た。着席から着丼までの時間は早かった。流石老舗。後客は4人くらい。口頭で注文。
しばらくぶりなので基本の味をもう一度味わうべく注文。麺は中細縮れ麺。具は薬味ネギ、茎ワカメ、メンマ、チャーシュー3枚、海苔1枚。『桃源』は何と言っても魚介塩スープにある。今でこそ都内でもよく食べられる魚介出汁の塩だけど、この店か『信楽茶屋』@鶴見が最初なのではないか?今までとは違う塩の潮流を生み出した一杯だと思う。ほとんど平らげた。
駅に隣接する京急ストアで食料品を買い込んで帰路に着いた。
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