街角二郎
約5年前、開店当初に訪問した綱島駅そばのラーメン店『麺屋ばばん』。立川の有名店『鏡花』の関連店として「昔懐かし醤油味」を基本にしていたネオクラシカルな良店だった。ところがそんな店が屋号はそのままに二郎系にリニューアルしてしまったと聞いた。約1年以上前の話だ。あーお前もか…という感じで食指が動かなかったが、ようやく今日再訪する気になった。早速入店。入口に小さな券売機。厨房には中年の男の店主一人。斜め一列7席のカウンター席のみ。店内はいじってないようだ。先客1人後客2人。
二郎系にリニューアルしたとは言ってもメインを汁なしにしている。メニュー名は「まぜろう」。筆頭でオススメマークが付いていた三種というものを注文。三種とはチーズと生卵、ニラキムチの事。チーズ入りにしようと思っていたので、ちょうどいいやと注文。麺は茶褐色を帯びたブリブリのちぢれ太麺。濃いめのタレと共に底に隠れていた。ゴロゴロとした豚肉ブロックが数個ともやしとキャベツの茹で野菜。ニラキムチとスライスチーズが一枚。スライスチーズかよ!醤油がかかった生卵は別皿で提供された。強引にかき混ぜる。我はジロリアンではないが、これはかなり上級な二郎味なのではないだろうか。途中で卓上の酢を少々加えワシワシと平らげた。店を出ると夕立が降っていた。
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