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2013年6月15日 (土)

釜石地麺

Dscf5101 三陸遠征2日目。予報では今日一日雨の予報だったので起き抜けに窓を開けた。空に雲は立ち込めているが雨は降っていないようだ。JR宮古駅まで朝の散歩をしてみる。どうやら昨夜雨が降ったようで路面が濡れていた。駅に併設されている土産物店を物色したがこれといったものは見当たらず「宮古の塩」だけ買ってホテルに戻りチェックアウト。車に乗り込み南下する。昨日はあんなに車を走らせたのに、まだ三陸の中間地点だというのだから岩手県は広いなぁと実感した。北海道に次いで広い都道府県なのだとか。次の目的地釜石へは宮古から約1時間半車を走らせようやく到着。まずはJR釜石駅近くに車を止め、駅前市場「サン・フィッシュ釜石」を覗いてみる。特に海産物そのものを買ってもしょうがないので市場を抜け、近くの「三陸海産料理 中村屋」に入店。料理店と言っても食堂ではなく土産物用の海産物詰め合わせを売る店。看板の「三陸海宝漬」何度かメディアに紹介され「美味しい」と評判だが、何せ高価な一品。三陸旅行の土産物としてというきっかけでもないと買わないだろうから、どうせなら本店で直に買う事にした。

次はいよいよ釜石ラーメン。釜石ラーメンといってもこれといった特徴があるわけではないが、老舗店も多く地元民に親しまれている店がいくつかある。しかしどの店の開店時刻は11時。あと1時間弱時間がある。しかし釜石にこれといった観光スポットはない。釜石観音の入り口まで行ったものの登るのが馬鹿らしくなり止め、港の周りをぐるっと一周した。

いよいよ開店時刻も迫ってきたので最初の目的店『新華園』に向かった。創業昭和26年。先の震災で大きな被害を被ったがいち早く再開して地元の人達を元気づけたという。開店7分前くらいに行くとシャッターが半開き。店前のベンチに座って開店を待つ。予定より3分遅れてシャッターが空き1番乗りで入店。厨房は奥にあり見えないが広そうだ。初老の店主1人とおばちゃん店員3人。L字型カウンター6席、2人がけテーブル席1卓と6人がけテーブル席3卓。後客4人。口頭で注文。

Shinkaenkamaishi00 Shinkaenkamaishi01_2 中華料理 新華園 本店

『釜石ラーメン』 500円

もちろん筆頭基本メニューを注文。麺は白っぽい縮れ細麺。具は薬味ネギと細メンマ、さっぱりしたチャーシュー2枚。今まで食べた煮干出汁とは違う。もっともっと淡い、鶏ガラと豚骨、鰹と野菜から摂ったスープ。これはあっさりして美味しい。麺が縮れていてよくスープを持ち上げていい感じ。値段も良心的で満足。

釜石郊外へ車で10分移動。中心部からかなり離れたので鄙びた感じの風景になった。そんな片田舎の小さな老舗食堂『三重食堂』が次の目的店。昭和39年創業。地元に親しまれてきた店と聞いていたが、入店すると確かに近所の老夫婦や子連れ家族たちでほぼ満席。厨房には老夫婦とおばちゃん。一列のカウンター3席と4人がけテーブル席2卓と座敷に2人がけテーブル席2卓。先客14人後客1人。

Miesyokudou00 Miesyokudou01 三重食堂 『ラーメン』 410円

基本のラーメン注文。黄色いちぢれ細麺。具は薬味ネギ、メンマ数本、海苔1枚、チャーシュー1枚。今まで食べてきたラーメンに比べて醤油の味を感じる。地元の淡口醤油を使っているらしい。懐かしの東京ラーメンに似た味だった。あっさり食べられた。この値段で不満は全くない。

ちょっとだけ市中心部方面に戻った国道沿い。近くの大型スーパーの駐車場に車を止め『お食事ハウス あゆとく』という店に、思い切って釜石ラーメン三たてに望む。カレーがメインらしいがラーメンも有名。意外な事に昭和15年創業という老舗。店はちょっと大きな喫茶店といった雰囲気。厨房には男の店員1人と女の店員4人。一列のカウンター5席と4人がけテーブル席11卓と座敷に4人がけテーブル席4卓。客入りは6割程度。口頭で注文。

Ayutoku00 Ayutoku01 お食事ハウス あゆとく

『ラーメン』 450円

普通のラーメン注文。こちらは『新華園』に近い感じ。縮れに縮れた白い極細縮れ麺。具は薬味ネギとメンマ数本、海苔1枚と脂身の少ないチャーシュー1枚。淡い味わいで縮れ細麺の食感を楽しむ釜石ラーメンのスタイルが何となく判った気がした。値段も安いし満足。

勢いで釜石三連チャンを実行してしまったが満足だった。

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