牛乳食堂
次は当初最初に訪問する予定だった会津筆頭店『牛乳屋食堂』に訪問する。創業は昭和2年。短期間ながらラー博にも出店していた。4年前会津に来た時もここは断念してしまった経緯があり心残りだったのだ。今遠征最大の目的店。ただこちらも会津鉄道という第三セクター方式で継続しているという本数が少ないローカル線の最寄駅近くなので、乗り継ぎのタイミングが悪く、会津若松駅で51分も待たなくてはならなくなった。ならばこの間に予約してあった駅前のビジネスホテルにチェックインしてしまおう。チェックイン手続き中、フロントには何度も外部からTELが入り「只今満席です」と断るやり取りが何度かされていた。予約しておいて本当に良かった。荷物を軽くしてしばらく休んでから再出発。何という無駄の少ない計画だと自画絶賛。会津若松から電車に揺られる事約25分で最寄駅の芦の牧温泉に到着。1時間に1本という事は6時25分には駅に戻ってこなくてはならない。急いで徒歩3分ほどのところにある店に向かうと…何と開店準備中。予定では夜営業は夕方5時からのはず。それがなんと1時間後の6時開店という。これは急いで食べて間に合うかどうかだ。早速名簿に名前を書いて外のベンチで30分近く開店を待つはめに。その間店の親父が自慢混じりに店の紹介を長口上でまくし立てている。他の客に意識がいっているようで助かった。ようやく開店時間になりしばらくしたら名前を呼ばれた。入店後すぐ口頭で注文した。厨房には男の店員2人と女店員3人。4人がけテーブル席2卓、10人がけテーブル席1卓、座敷に2人がけテーブル1卓と4人がけテーブル席3卓。2階にも席があるようだ。
『ラーメン(中太会津麺)』 650円+『ソースカツ半丼』 400円=1050円
ラーメンは極太手打ち麺と中太会津麺から選べる。極太麺は50円プラスになる。これは会津の中太麺だろう。それにソースカツ半丼のBセットを注文。具は薬味ネギ、メンマ数本、海苔1枚、海苔1枚。確かに喜多方とは微妙に違う…気持ち違う味。若干煮干が抑え気味であるがしっかり魚介醤油スープ。麺量が少ない。ソースカツ丼はサクサクで思ったより肉厚でジューシー。少なくともラー博で食べたものより美味しかった。食べ終えて急いで駅に向かう。発車予定時刻の5分前に到着し無事電車に乗る事が出来た。
会津若松駅には夜7時頃到着。ホテルには直接戻らず、電車の車窓から見えた駅近くの健康ランドのような温泉施設に寄る事にした。部屋のユニットバスは狭いし惨めな気持ちがするからね。ここは入浴料390円とタオル代200円、590円と安い値段だった。その代わり内装は大衆的なものだった。色々な風呂があって楽しめた。風呂上りには牛乳でしょうという事で、『牛乳屋食堂』では飲めなかった牛乳を飲む。「べこの乳」というストレートなネーミングのご当地牛乳だ。満腹で疲れたのでホテルに戻って爆睡した。
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