再喜多方
野沢から磐越西線で約30分かけて2時前に喜多方へ戻ってきた。駅前の土産店のようなところで自転車を借りる。1日500円。我は約4年前この地を訪れ筆頭『坂内食堂』と『まこと食堂』に入店し喜多方はクリアしたと思っていた(「朝喜多方」参照)。でも喜多方ラーメンの元祖と言われる「源来軒」へ行けなかった事が心残りだった。大正14年創業という老舗だ。駅からすぐの場所に店はあった。早速入店するも当然ながら満席で入口に10人くらい待ち客がいた。10分ほど待ってようやく着席。奥に厨房があり見えない。4人がけテーブル席のみ10卓…と思ったら2階席もあったようだ。口頭で注文。
筆頭基本メニューを注文。麺は自家製の中太平打縮れ麺。もちもちした食感。具は薬味ネギ、メンマ数本、ナルト1枚、チャーシュー2枚。煮干の味がガツンとくる鶏ガラ醤油スープ。油分も感じるがスキッとした後味。美味しい。喜多方ラーメンだなぁと実感した一杯だった。満足。
『坂内食堂』『まこと食堂』『源来軒』という喜多方筆頭3店をクリアして満足した。次は喜多方中心部から4km離れた場所にあり創業30年という喜多方では歴史は浅い店ながら、この3店に次ぎ喜多方で有名な行列店となっているという『食堂はせ川』を目指す。緩やかな上り気味の街道を自転車で約20分かけ閉店予定時刻3時の20分前に到着出来た。店の前には大勢の人がたむろしている。特に並んでいる感じではない。店前には「名前をお呼びしますので~」と書かれた板があったので名簿を探したが見つからず。中に強引に入って名前を書いた。店前のベンチに座って待った。暖簾が仕舞われていたのが気になるなぁと思っていたら、どうもスープ量が心細くなったので暖簾をしまったらしい。これはハラハラドキドキだ。約25分後名前を呼ばれた時には安堵した。入店前に注文を聞かれたので口頭で注文。2人がけテーブル席1卓と4人がけテーブル席4卓、座敷に4人がけテーブル4卓…とおもったら別部屋に座敷席もあるようだ。厨房は死角になって従業員数は判らなかった。
基本メニューを注文。自家製の麺は中太縮れ麺。具は薬味ネギ、メンマ数本、脂身の多い小さめのチャーシュー3枚にナルト1枚。喜多方らしい綺麗な一杯。こちらも煮干が効いたほどよい醤油味のスープ。具も麺もスープもほど良く、確かにこれは評判になるのも納得で来る一杯だった。満足。
約15分で駅に戻り何とか電車に間に合った。反対方向のホームにSLが入ってきたのはビックリした。
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