食納鍋焼
このところのラー博の中では一番の快挙と個人的に思っている高知須崎鍋焼きラーメン『谷口食堂』の出店。鍋焼きスープ沸騰という、数を出すには難しい調理スタイルはハードルが高いだろうと思われ諦めていたが、やってくれたのだ。既に閉店してしまった原初の店を復活させた事も然ることながら、関東の人間には未知のベールに包まれていたであろうこの地ラーメンを白日の下にし味わえるようにした事はもっと評価されるべき。その『谷口食堂』も今週の日曜日、今日を入れてあと4日で卒業となってしまう。なので平日ながら食べ納めを行うべく会社帰りに新横浜で下車しラー博へ行く事にした。やはり空いている。待ちも全くなく食券を買って入店出来た。厨房に男の店員1人と女の店員2人。先客5人後客2人。
連食するくらいなら悔いを残さず鍋焼きラーメンを味わおうと特大にライス小を付けて注文。特大といってもただでさえラー博では普通の2割減くらいの量なので、これで普通の店の量に毛が生えた程度。連食を考えなければ晩御飯としてはちょうどいいくらいの量だ。特大だと卵がSサイズ2個入りかMサイズ1個入りか選べるようだ。我は元のスープの味わいを出来るだけ壊したくないのでMサイズ1個入りにして、煮立った頃ご飯茶碗に移し替えた。やっぱりこのコリコリの卵麺と鶏油の甘味が広がる醤油スープは絶妙と言える。もう少しかしわが大きめなのを入れてくれると嬉しかった。でもこの時期に撤退するのは正解だ。夏場に鍋焼きは売れないだろうから。出来ることなら冬季限定でラー博の冬の名物としてしまえばいいのにと思う。夏場はつけ麺専門店等に入ってもらって。いや、もっと言うと藤枝志太系朝ラーメンと夏冬入れ替えにしてくれる方が我は嬉しいけどね。
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