滋賀地麺
野洲から再び東海道本線に乗車し彦根で下車した。彦根といえば彦根城、いや今は「ひこにゃん」が有名だが、我はそんなものには目もくれず、滋賀唯一の地麺と言っていい「彦根(近江)ちゃんぽん」の店を目指す。「彦根(近江)ちゃんぽん」というのは鰹と昆布等から摂った和風だしに茹で野菜をトッピングした麺料理の事。簡単に言ってしまえば関西風ちゃんぽんの事だ。元祖の店である『麺類をかべ』は残念ながら昨年6月末閉店してしまった。しかし昭和60年『をかべ』から暖簾分けを許された人物がチェーン展開していた店が『ちゃんぽん亭総本家』であり、その本店がこの彦根駅前徒歩1分弱の場所にある。早速店に向かった。ちょうど昼下がりで入口に7人ほど待ち客がいた。7分ほど待って着席。奥に厨房があり見えにくかったが店員はおそらく男3人と女1人。4人がけテーブル席7卓くらいと6人がけテーブル3卓。口頭で注文。
『近江ちゃんぽん』 680円+『半チャーハン』 290円=970円
筆頭基本の近江ちゃんぽんに、ご飯ものが欲しくなったので半チャーハンをプラスした。確かに和風だしの効いた野菜たっぷり、太麺もシコシコな一品だが、何故か初めて食べた気がしない。サンマーメンのあんかけの代わりに茹で野菜をのせた感じ?タンメンに和風出汁を加えた感じ?似ているようで微妙に違うのがB級グルメというものだろう。美味しかったし満足出来た。
早々に駅に戻り電車でひと駅の米原で下車、45分ほど待って新幹線ひかりに乗って新横浜に到着したのは夕方4時前、5時前には帰宅出来た。今回の旅は天候に恵まれ、これといったトラブルも無く、全ての目的店を訪問出来、万々歳の遠征だった。滋賀のサイクリングで予想外に日焼けをしてしまった事を除いて…。
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