甲府地麺
中央本線で3駅目、甲府駅に到着。さすが県庁所在地だけあって大きな駅だ。北口に抜けて陸橋を降りて徒歩1分もかからないところに次の目的店『龍泉食堂』があった。昭和30年創業という老舗店。この店は山梨で初めて味噌ラーメンを出したという事で有名。この甲州味噌ラーメンを味わうべく暖簾を割り入店。厨房には老夫婦2人。奥に伸びるうなぎの寝床のような歴史を感じさせる古めかしい店内。厨房前一列のカウンター席8席、壁側の細いあがりに2人がけテーブル3卓。カウンターに座っていた親父は客かと思ったらいきなり「ちょうどご飯切れちゃってねぇ」と話しかけてきてビックリした。店の関係者だったようだ。という訳で先客2人後客2人。口頭で注文。
もちろん看板メニューを注文。もちもちした食感の中太ちぢれ卵麺。具はもやし、ニラ、にんじん等の炒め野菜。あっさりした口当たりの味噌スープ。味は昔懐かしい感じの一般的な味噌ラーメンであった。もちもち麺がいい味出していた。
店を出ると隣にレンタサイクルの店があったので借りる事にした。手続きの時注意事項の説明がくどく、レンタル料金は半日で200円だが保証金が2000円と割高。何となく良い印象では無かったが、この店今月いっぱいで営業を止めてしまうという。やはり旅は思い立ったら吉日だなぁ。レンタサイクルは便利なのでぜひ続けて欲しいと思う。借りた自転車は初の電動自転車。スタート時勝手に必要以上の力がかかるので慣れるまで危なかった。途中甲府城跡を通った。桜は5分咲きくらいだが綺麗だった。
さて本日最後の目的店は創業昭和39年の老舗でありながら甲府では一番人気だという『蓬莱軒』だ。甲府中心部からちょっと離れた場所にあるので自転車を借りれたのは時間の大幅短縮につながった。この店は「支那そば復元発祥の店」を名乗っている。なんのことやらわかりづらいが要約するとこんな感じ。ラーメンはその昔支那そばと言ったが戦後支那と言うことが禁止になった。そんな中でも「支那そば」という名称を復活させたという事のようだ。つまりラーメン自体ではなく名称の話だ。到着できたのは13時半くらい。さすがは有名店で店内の待ち席は人で埋まっていた。店内は和風のファミレスのようで、紙に名前と人数を記入し待つシステムも同様。最初それに気づかず時間をロスし20分くらい待たされた。ようやく席に案内された。J型カウンター6席、4人がけテーブル4卓、座敷に6人がけテーブル7卓。カウンター席に案内されたので厨房の様子は見れた。店主含む男の店員3人、女の店員5人。口頭で注文。ラーメンが出されるまで15分くらいかかった。凄い人気なんだなぁ。
『支那そば』 700円
当然筆頭基本の支那そばを注文。ここまで山梨では『喜楽』、『みどりや食堂』、『アルプス食堂』を食べてきて、山梨老舗店の共通項が見えてきた。かための中細ちぢれ卵麺に濃い色の醤油スープ。肉厚で味の濃いかためのチャーシューが2枚、薬味ネギ、メンマ数本、海苔1枚。シンプルでいかにもラーメンといった感じで、それでいてちょっと味濃い目でチャーシューも肉厚。この店にちなんで「甲州支那そば」と言わせてもらおうかな。個人的にかなり好みの地ラーメンだった。
駅に戻り自転車を返却、八王子までの特急切符を買って信玄餅等の土産も購入。横浜には4時45分くらいに戻って来れた。ほとんどサイクリングだったので良い運動にはなったが筋肉痛が心配だ。






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