浅月本店
車を返却したその足で駅反対側に向かう。昨日ふられた奉還町の『浅月』本店へ。昭和23年創業。創業した初代店主は料理経験ゼロで始めたそうだ。それが今や市内に2つの支店をもつ、岡山を代表する老舗店だ。カツ丼屋のような店構え。早速入店。奥に伸びるうなぎの寝床のような構造。手前に4人がけテーブル席5卓、奥に座敷があり6人席が4卓。厨房には男の店員2人に女店員1人。4時前という時間のせいか店内はガラガラで先客1人後客1人。口頭で注文。
『カツそば』 850円
本日6杯目と苦しかったが、こちらもとんかつラーメン発祥店のひとつというのでカツそばを注文。向かいの『富士屋』のようにあっさりスープが主流だった岡山に、こってり豚骨スープを生んだのがこの店。麺は自家製麺中細ストレート麺。具は薬味ネギ、メンマ数本、肩ロースチャーシュー3枚。そしてロースとんかつ。基本の中華そばにたった200円プラスという値段にしては、しっかりしたとんかつだ。ようやく岡山最重要課題店に訪問出来て満足だ。
その後せっかく岡山に来たのだからと後楽園に行ってみる事にした。しかしながら閉園時間が迫っているので急いで向かった。何とか閉園時間15分前に到着。しかし入口の店員は勝手に業務を終了しようとしていた。何なんだこの役人体質は。営業時間はキッチリ守れと言いたい。とりあえず入場券を強引に求め中に入った。中は絵に描いたような日本庭園。ただその規模は大きい。しかしながら日が落ちてきたからなのか、入口の係員の態度に怒ったからなのか、あんまりインパクトは受けなかった。
後楽園を後にして堀をこえる橋を渡ろうとしたら、目の前にライトアップされた岡山城がそびえ立っていた。こちらの方がよっぽど見事だった。
途中中心部の商店街にあった丸善に寄って来年のシステム手帳を購入した。昨年は高崎で買ったんだったよなぁ。あれから1年も経ったかとしみじみ思いつつ宿に戻った。
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