広島一休
18時前くらいに広島駅到着。7月20日の遠征からたった3ヶ月ちょっとで再訪する事となった。でも今回広島で宿をとることにした主目的はラーメンにあらず。前回の広島遠征では正に「お好み焼きにも目もくれず」ひたすらラーメンを食べまくった為本場広島のお好み焼きを食べてみたかったことがひとつ。もうひとつは日本三景のひとつであり日本人なら行っておくべき宮島、厳島神社にはぜひ行ってみたかった。その後悔を山口遠征の機会を利用して解消しようという目論見があった。宮島訪問は明日からという事にして今晩は広島のお好み焼きを初体験したい。まずは駅近くの予約をしていたビジネスホテルにチェックインして荷物を下ろして1時間半ほど休憩をとる。それから夜の広島の街に繰り出した。お好み焼きの店は下調べなどしていなかったのでホテルのロビーにあったガイドを頼りに店を探す。しかしその前に前回の遠征で未訪問に終わったラーメン店も実はあった事を思い出してしまった。それは意外にも広島ラーメンではない。佐賀ラーメンの店『一休軒』だ。同店は佐賀の老舗店だったが昨年8月14日をもって閉店。そして翌月の同年9月15日に広島の歓楽街、薬研堀に移転オープンしたという。本場の佐賀ラーメンというのはどういうものなのか知りたかったので、お腹に余裕があれば番外として…と前回広島訪問時に考えていたのだが全くそんな余裕が無かったので諦めたのだった。お好み焼きの前にその後悔を解消すべく薬研堀へ向かう。結局ラーメンかよと自分で自分にツッコミをいれつつちょっと距離はあったが夜の街を歩くのは楽しいので徒歩で向かう事にした。店は本当に歓楽街のど真ん中にあった。午後6時からの営業時間になるわけだ。立派な看板に立派な暖簾だが、こじんまりとした角店だ。暖簾を割り入店。厨房には初老と中年の男2人。L字型カウンター8席のみ。狭いので一杯飲み屋のような雰囲気だ。先客ゼロ後客2人。口頭で注文。
基本のラーメンを注文。特に麺のかたさとかは質問されなかったので指定できるかはわからず。佐賀ラーメンを知りたかったのでノーマルで問題無し。今までのラーメンが500円台だった事もあり基本で700円は高く感じた。麺は博多ラーメンより太めの中細ストレート。替え玉制ではなく大盛りがメニューにあった。具は薬味ネギと海苔1枚、脂身の多い大きなチャーシューが2枚。あっさりした塩豚骨スープ。うーん、飲んだ後の〆としてはサッパリとしていいだろうが、一杯のラーメンとしてはインパクトも薄く値段が割に合わない気がした。佐賀ラーメンというのを確認出来て良かったとしよう。
コメント