岡山夜麺
明日は朝から岡山市を離れるので今夜が最後の岡山探索になる。なので夜でも営業している駅前の店へ行く事にした。夜9時過ぎにホテルを出る。駅前まで徒歩5,6分といったところかな。最初に訪れたのは駅前正面から少し離れた場所に昭和28年創業の『あまいからい』というユニークな屋号の店だ。屋台時代から味の調節をしますよという意味で客に「甘め?辛め?」と聞いたのが由来らしい。早速入店。厨房には中年店主と若い男の店員2人。一列3席と4席のカウンター席と4人がけテーブル席5卓。先客9人後客2人。口頭で注文。
『中華そば』 650円
基本メニューを注文。特に甘めか辛めかなど好みは聞かれなかった。麺のかたさも頼めば調節してくれたらしいが後の祭りだった。麺は中細ストレート。具は薬味ネギ、もやし、メンマ、脂身の多い薄いバラチャーシュー2枚。豚骨醤油スープだがあっさりめの味。老舗らしい食べ易い味だ。
駅から反対の方向に更に歩く。次の店も『あまいからい』同様駅前の屋台から始まった昭和28年創業の老舗『丸天』だ。ところが2005年、当時の主人が亡くなったことにより閉店してしまったそうだ。その味の消失を惜しんだ客がその味を復活させ再開させたという。『中本』と同じストーリー性のある店だ。早速入店。入口に券売機。厨房には年配の親父が2人。4人がけテーブル席8卓。先客7人後客2人。
筆頭基本メニューを注文。麺はシコシコした食感の中太ストレート。具は薬味ネギ、小さなかまぼこ3枚、小さな薄いチャーシューが数枚入っている。スープは鶏ガラと豚のスネからとった出汁がら作ったあっさり醤油味。屋号にもあるが食べた印象が関西うどんのようだった。周りの客が一心不乱に食べて完食しているのを見て、地元の人達に支持されているんだなぁと感じた。
岡山遠征2日目はこれで終了。県内を広く巡って昨日と同じ1日8杯を食した。いよいよ岡山大遠征も明日フィナーレを迎える。
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