岩国地麺
下松から山陽本線に乗り終点の岩国で下車。時刻は16時半をまわったあたり。駅西口ロータリー右手に今回の山口遠征の最後の目的店『寿栄広(すえひろ)食堂』の大きな看板を見つけた。今回の山口遠征は駅から至近距離の店ばかりだったので楽ではあった。この店は戦後すぐに開店したという岩国を代表する老舗店だ。南岩国に支店もあるようだ。早速入店。奥に伸びるうなぎの寝床のような構造。4人がけテーブル5卓と6人がけテーブル4卓。入口で女店員に口頭で注文し料金前払い、プラ板食券と引換。すると女店員は奥の厨房に向かってマイクで注文を伝えた。先客一人のガランとした店内だったから「口頭でいいのでは?」と思ってしまった。後客2人。
筆頭基本メニューを注文。お茶と水両方出してくれた。壁の献立価格表には「チャアーシューメン」と書かれていたり「お酒はありません」と同じ札で書かれていたりとツッコミどころがあり面白い。ラーメンだけじゃなくうどんもあるんだなぁとか見ている内にラーメン登場。何故かレンゲは別皿に入って提供された。麺は細麺ストレート。具は薬味ネギ、もやし、メンマ数本、チャーシュー2枚。スープは背脂がたっぷりかかった豚骨醤油味。スープはしょっぱめだけど背脂のせいで甘く感じた。隣接する広島ラーメンにかなり近い一杯だった。
岩国滞在時間は30分弱。錦帯橋とか見たかった気持ちはあるけど本当の意味でお腹いっぱいになったので、今夜の宿泊地である広島行きの電車に乗った。
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