極煮干仁
提示退社日。久々に中山から地下鉄グリーンラインに乗り高田という駅に下車。約4年前『支那そば龍』という店に来て以来の下車だが、その『龍(ロン)』も最近閉店してしまったようだ。この高田(たかた)駅と次の日吉本町駅の中間辺りの場所に、先月28日に開店した新店『青森煮干中華そばJIN(じん)』綱島店へ訪問した。本店は松蔭神社にあるらしい。暖簾を割り入店する。入り口脇にある食券機で券を購入し着席する。厨房には男の店員2人と女の子のバイト店員2人。店自体が三角形のスペースで内装は黒。カウンター上などに「佐々木製麺」と書かれた麺箱が置かれていた。厨房周りにL字型カウンター9席と4人がけテーブル席2卓。先客11人くらい、後客2人。20分以上待たされた。
『極・煮干しらーめん』 750円
筆頭メニューを注文した。普通の煮干らーめんというのもあった。おそらく極煮干は『たかはし中華そば店』や『ひらこ屋』のような豚骨が強く出たドロッとした煮干スープで、普通の煮干は『くどうラーメン』や『マル海ラーメン』のような鶏ガラであっさりしたタイプなのだろう。麺はかために茹でられた四角い中太ちぢれ麺。粒粒が入っているのが見えたので全粒粉で作ったものかな。歯ごたえが良い。具は青ネギの小分け切り、玉ねぎの刻み、太メンマ数本、炙りチャーシュー2枚。炙りチャーシューは柔らかく味付けも濃く美味しかった。スープは『たかはし中華そば店』ほど濃厚ではなかったものの、『長尾中華そば』には近いレベルだったと思う。横浜で青森ラーメン店が出店したのは初めてだと思う。個人的に好きなご当地ラーメンなので喜ばしく思う。
本当は別の店を次の店と考えていたのだが、『JIN』と道路を挟んだ向かい側に気になる店を発見してしまったのでそちらに行く事にした。茶色いテント屋根の店に白字で自家製麺と書かれていたからだ。入店する。細長いコの字型カウンター16席。メニューをみると普通の中華料理店。厨房には老夫婦2人。先客3人後客ゼロ。口頭で注文。客少ないのに待たされるなぁと思ったら出前やってんのか。
『ラーメン』 450円
筆頭基本メニューを注文。見た目が石川県遠征の際訪問した『神楽』と似ているので期待が高まった。が…やはり味は雲泥の差だった。自家製と言っているがいたって普通の中太縮れ麺。具は刻みネギ、ほうれん草、メンマ数本、ナルト1枚、海苔1枚、チャーシュー1枚。スープは鶏ガラ醤油。胡椒が最初から入っているのではと思えるしょっぱさ。それでも450円にしては量がたっぷり。質より量といった感じだった。
コメント