六角本店
予約しておいた床屋に朝から出かけた。雨が降るんだか降らないんだかハッキリしない梅雨らしい天候。散髪が済みみなとみらい線の駅まで歩いて各駅停車に乗り東白楽駅で下車。本日は新店ではなく今週火曜日に定休だった2店へ行ってみたくなったのだ。まずは『六角家六角橋本店』だ。『六角家』というのは過去新横浜ラーメン博物館の立ち上げ時に出店したりとかなり注目を浴びたが、そこから急速に評判を落としていた印象がある。我は今は無き井土ヶ谷店が初六角家だったがハッキリ言って美味しくなかった。そんなこんなで『六角家』を敬遠していた時期もあったが、同店出身者が経営する店で結構な確率で家系の「当たり」を引く場合があったのでちょっと見直すようになってきた。決定的だったのは昨年2月『六角家』戸塚店を訪問した事だった。博多系でもあまりないような豚骨臭、最近流行りの「ワイルドだぜっ」っていう感じ。味も麺のかたさも不満無し。自分の好みに一番合う家系店は実は六角家系だったのかもと思い直した次第。そこで約6年ぶりに六角橋本店に再訪してみる気になったのだ。店に到着したのは開店約10分前。まだシャッターが半分しか開いていない状態。それでも豚骨臭は漂ってくる。5分前には全開になり営業中の札も出たので本日最初の客として入店。店外の食券機で食券購入し、適当な席に座り食券を差し出し好みを告げる。厨房には男の店員が5人。水はセルフ。後客はパラパラと5人ほど入店。
横浜ラーメン 六角家 六角橋本店
『ラーメン(麺かため・油多め)』 650円
基本のラーメンをいつもの好みで注文。素早く提供された。この豚骨臭がいい。野趣あふれる感じ。ご当地ラーメンに通じる貫禄がある。麺は平打太麺。スープの味も申し分なし。下手に味濃いめに頼まないで良かった。大満足の完食だった。でも一度評判を落とすと信頼の回復が難しいのはどの世界も一緒だ。地道に頑張るしかないのだ。
続いて昨年12月突如『仁鍛』から改名した『くり山』へ。『仁鍛』って結構かっこいい店名だったのに何で変えちゃうかな?って思ったけどね。到着したのは開店予定10分前。既に12人くらい待ち列が生じていた。待っている間に注文を取りに来た。予定通りに開店したが不運な事に我の直前で満席。15分ほど更に待って入店。水はセフル。
麺300g。茶褐色のブリブリの太麺。つけ汁は濃厚魚介豚骨味濃いめ。脂身の多いチャーシューのぶつ切りと太メンマ、ナルト、海苔1枚。満足のいくつけ麺であった。スープ割には柚が入っていてサッパリして飲みやすかった。
帰りは白楽から電車に乗り帰路についた。
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