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2012年7月21日 (土)

福山地麺

Fukuyama00尾道から約20分、今回の旅の最終目的地、福山へ到着した。目的はもちろん福山の地ラーメン、福山ラーメンなのだが、調べてみると福山ラーメンというのは尾道ラーメンの派生的な存在で独自の個性が弱い地ラーメンのようなのだ。でもそういう細かい違いこそが地ラーメン巡りの楽しみでもある。

まずは駅観光案内所でレンタサイクルが借りられる場所を聞く。駅南口にある市の駐輪場で借りる事が出来るようだ。コインロッカーで荷物を軽くした後駐輪場に行き自転車を借りる手続きをしていざ出発。まずは福山筆頭と言われる店『朱華楼(しゅうかろう)』だ。屋号から連想されるように尾道『朱華園』で修行の上独立を果たした店なのだ。市内に3店舗存在するようだが、本店にあたる東深津店へ向かう。この店は福山と次の駅である東福山の中間辺りに位置し、どっちから行くにしても駅から遠い。ならば自転車が借りられる可能性が高く、帰りの新幹線に乗るにも便利な福山から出発した方が良いと判断した。線路に沿って自転車を漕ぎ、ipodtouch片手に現在位置を把握、ほぼ順調に店の近くまで来れたのだが、途中でipodtouchの地図の現在地を示すカーソルが動かなくなってしまった。まぁよくある事だが…。ともかくその時から炎天下の中20分近くあっちへ行ったりこっちへ行ったり彷徨った。ようやく店を見つけた時は汗みどろ。暖簾を割り入店。『朱華園』入口で注文し同様料金先払い。厨房には店主とおばさん店員2人。厨房前にカウンター5席と壁側に6席。4人がけテーブル席2卓。先客11人後客3人。

Syuukarou00Syuukarou01中華そば専門店 朱華楼 東深津店

『中華そば』 500円

見た目は『朱華園』の中華そばに似ている。ほとんど変わらない。麺は平打細麺。具は薬味ネギ、数本のメンマ、大きいチャーシュー1枚。何が違うって味が違った。醤油味が濃いのだ。『朱華園』より小ぶりの背脂ミンチだがいい感じにこの濃い醤油味を緩和し甘味を出している。なるほど上手く出来ているものだ。疲れていたので醤油のしょっぱさが美味しく感じた。

迷った時見つけたトンネルが実は駅までの早道だと知る。怪我の功名というものだろう。そしてそれは次の目的店への早道でもあった。約10分くらいで福山ラーメンの代表格と言われている『十八番』三吉店に到着。同市内に3店舗有り、この三吉店が本店格との事。早速入店。厨房には男の店員3人とおばさん店員2人。奥に伸びる長い店内で厨房側と壁側に真っ直ぐ一列のカウンター席が並ぶ。片側15席で計30席くらいはあろうか?しかも各席に『一蘭』のように給水器が設置されている。だいたい半数くらいの席は埋まっていたかなl。かなり回転率は良い感じ。注文は口頭で。

Jyuuhachiban00Jyuuhachiban01中華そば専門店 十八番 三吉店

『中華そば』 550円

こちらも一見尾道ラーメンと区別がつかない。でもあるサイトによると尾道は背脂が炒めてあるのに対し、福山の方は煮ているのだそうだ。また麺は尾道が平打麺であるのに対し福山は中細麺との事。鶏ガラと節系の魚介出汁も効いている。大きめのチャーシュー2枚もなかなか美味しい。でもお腹の方が限界。体が熱を持って汗まみれなのでひたすら店を出たかった。水を何杯も飲んだ。

駅に戻り自転車を返却しみどりの窓口で新幹線のチケットを購入。30分ほど待ってのぞみに乗り新横浜まで一気に戻った。今回の旅は恐ろしい程計画通りに物事が進んだように思う。でもお腹がキツかった。

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