駅卒昔風
8月26日にラーメン博物館で復活した伝説の店『ラーメンの駅』が終了してしまうらしい。この店がラーメン博物館で復活するというニュースは衝撃的だったし、「やるなラー博」と感心したものだった。それがあと1ヶ月で完全終了というのは残念というしかない。そんなわけでこれからしばらくラーメン博物館に通いメニューを一通り食して別れを惜しみたい。
筆頭「味噌」はもちろん食べている。「塩」もミニだが一度食べているので今回は醤油を選択…しようと思ったら券売機に限定とシールが貼られた「昔風ラーメン」というのが目に入ってしまった。限定は食べられる時に食べるに限る。待たずに着席。先客も3人くらい。後客5人。
『昔風ラーメン』 900円
お麸が入っているせいか秋田「十文字ラーメン」を彷彿させた。麺は「らーめんの駅」のかために茹でられたちぢれ中太麺。具は薬味ネギ、大きめのメンマ数本、薄いナルト1枚、海苔1枚、ほうれん草、半分に割られた味玉、肉厚チャーシュー1枚。スープは見た目と同じく、じんわりと魚介出汁が効いた十文字風の味。ただし表面に油が浮くのは「らーめんの駅」の特徴。しかしこれが逆に良い効果を出していて魚介の風味を封じ込めている感じ。この淡い出汁のスープにかためのちぢれ麺が合う。あと1ヶ月で閉店の段階でこのメニューを知った事を後悔した。久々に自主的に完食マークを出した。大満足。
次に選んだのは『大砲ラーメン』の夏麺。厨房には男の店員ばかり3人。2分ほど待って入店。先客は12人くらい、後客4人くらい。
『とん胡麻冷麺』 850円
10分以上は待たされた。ガラスの皿で提供された。とにかく具の量が多い。水菜、もやし、おくら、赤ピーマン、メンマ、チャーシュー、半茹で玉、糸唐辛子。麺は中太縮れ麺。味はもう胡麻和え麺。呼び戻しスープは胡麻にかき消されてしまったようだ。でもまぁまぁ美味しかった。
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