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2012年5月26日 (土)

上越味噌

約2年半前、我は新潟遠征を行った。新潟四大+αの地ラーメンを一泊2日で一気に巡るもので、我の地麺遠征経験の中でも思い出深い旅となった。これで新潟は完了だとしばらくは思っていたのだ。ところが半年前徳島遠征を成し遂げたのを機に全国のマイナーな地ラーメンを調査しはじめると、未知の情報が当然出てくる。そんな中に新潟上越地方の地ラーメン情報があった。新潟4大ラーメンは中越下越地方に点在していたので上越地方は全く行った事がなかった。そこには地味な地ラーメンが存在していた。その事を知っていて久々に遠征気分が高まってきた。本当は再来週の3連休に行く予定だったが、今週は天気が良く自分の都合も良かったので前倒しする事にした。昨日会社帰りに横浜駅のみどりの窓口に寄り新幹線等のチケット購入手続きをした。すると乗車券としてウィークエンドパスという土日に限り乗り降り自由のお得きっぷを勧められた。なるほど、面倒くさがって自動切符売り場で買わず、並んででもみどりの窓口で購入する方がいいんだなぁと勉強になった。

Sekiyama01出発当日。早朝5時10分前くらいに家を出て京浜東北線で東京に出て長野新幹線に乗車。終点の長野から信越本線に乗り1時間弱揺られ、妙高高原の次の関山という駅で下車。この付近…と言っても駅から1.5kmも離れた国道18号線沿いにある『食堂ニューミサ』を目指す。元々は近くの自動車学校の食堂部門として始まった『食堂ミサ』が前身。特に味噌ラーメンが美味しいと評判になり、食堂部分が店舗として独立し出来たのが『ニューミサ』となる。ややこしいのが付近には『食堂ミサ』と名乗る店舗が他に2店舗あるのだが、それらは親戚や自動車学校の経営するもので、2代目が経営するこの『ニューミサ』が本筋にあたるとの事。つまりその本家以外にも追従する店が存在する上越地味噌ラーメンという事になる。ともかく店に向かう。こういう遠征で気を付けなければならないのは電車の時刻。信越本線は1時間に約1本のみ。つまり75分で1.5km先の店に到着してラーメン食べて駅に戻ってこなくてはならないのだ。高原らしく空気も良く遠くに雪山も望めたがそれを味わうのは目的達成後だ。早歩きしている内に妙高市から上越市に突入。広い駐車場の大きなロッジ風の店舗に到着出来たのは駅から15分後。朝8時から営業しているのだがガランとしている。ともかく急いで入店。大きな店舗で厨房には女店員4人と男店員1人。カウンター5席、4人がけテーブル席22卓、10人がけテーブル席1卓。2階はあるのかはわからない。そんな大きな店舗に先客なし後客ゼロ。口頭で注文。

Newmisa00Newmisa01食堂 ニューミサ 『みそラーメン』 750円

当然看板メニューの味噌ラーメンを注文。麺はわりとかために茹でられた自家製の中太ちぢれ麺。具は一般的な味噌ラーメンに比して玉ねぎスライスが多く入った茹で野菜。玉ねぎの他にもやしと挽肉が入っている。スープは地元産の白味噌を使っているようだ。ニンニクが結構効いている。白味噌の甘みとしょっぱさのバランスが絶妙。これは確かに唯一無二の味。地元の人が愛するのがわかる。連食最初の一杯なのにほぼ完食してしまった。

帰りは景色を写真を収めたりゆっくり歩いたので20分以上かかった。電車の出発予定の5分前に駅に戻る事が出来た。

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