再多賀野
このところラーメンを食べたい欲求が減衰していて遠征する気が起きない。よって先週日曜に続いて美味しいラーメンを食べてカンフル剤がわりにしようという都内名店再訪シリーズとした。10時近くに家を出て京浜東北線で蒲田に出て先週同様池上線に乗り換え荏原中延で下車する。駅前すぐにある有名店『多賀野』へ。開店予定時刻25分前ぐらいに到着した。店前に行列がなかったから安心していたら店内で先客を待たせていたんだね、8人くらいいたのかな。事前に入口の食券機で食券を購入。開店予定時刻15分前には席に案内してもらえた。何とか無事最初に着席出来た。厨房には店主夫婦と若い男の店員2人。L字型カウンター12席。3人がけテーブル席1卓。店内は居心地の良い庶民的な和の雰囲気だ。
『特製中華そば(A)』 900円+『多賀野丼』 150円=1050円
ラーメン欲が減衰しているといいつつ特製を注文してしまった。しかも多賀野丼というサイドメニューまで頼んでしまった。明らかに注文し過ぎた。最初に多賀野丼の方が先に出された。鰹節と錦松梅のふりかけ?中央に温泉卵がのったもの。これを混ぜて食べるともう美味い。これが150円とは安い。出来る事なら毎朝食べたいと思った。そしていよいよメインの中華そば。昆布と煮干の出汁が効いた美味しい醤油スープ。じんわりと染みる旨さ。麺は適度なかたさ、シコシコした食感の中太ちぢれ麺。具は薬味ねぎ、メンマ数本、海苔3枚、豚バラともも肉の2種のチャーシューが各2枚づつ。黄身しっとりの味のよく染みた味玉。スープも麺も具も各々がとても美味しい。東京ラーメンの王道を行きながらものすごく上品で美味しい一杯を堪能出来た。大満足。
次の店に行くため大井町線戸越公園駅まで徒歩で向かう。今朝ほどはどんよりと雲が立ち込めていたのが嘘だったかのように青空が広がっている。散歩していても気持ちいい。商店街入口で桜餅を土産として購入しつつのんびりしながら戸越公園駅に到着。駅近くの隠し通路のような路地の行き止まり近くに目的の店『はるにれ』を発見。早速入店。白くポップな内装の店。厨房には店主と思しき男と若い女の店員2人。先客5人後客4人。口頭で注文。
看板筆頭の塩を注文。まずスープを一口。この時点でただものではないことが判る絶妙な味わい。麺はかための極細具で食感がいい。は薬味ねぎ、水菜、スライスした筍、薄いチャーシュー2枚。これは家庭では絶対作れないスープに感嘆した。『多賀野』であれだけ食べたけど完食した。
戸越銀座の商店街で買い物をして駅へ。大井町に出て京浜東北線で帰路についた。
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