復興雛店
定時退社日。今日は比較的早くあがれた。このところ続いているが新横浜で途中下車しラー博へ。「がんばろう東北!がんばろうラーメン!」シリーズの第3弾として昨日開店した『かもめ食堂』へ行くためだ。この店はかつて気仙沼にあったのだが震災の約5年前に後継者不足の為既に店を畳んでいた。さらに昨年の震災で建屋跡が全壊してしまった。そこで気仙沼出身の『ちばき屋』の店主が「いずれ気仙沼にかもめ食堂を復活させて復興のシンボルにしたい」とプロジェクトを立ち上げた。ラー博で従業員を教育しつつ数年後に気仙沼に店をオープンするという計画だ。ラー博こういう試みはうがった見方をせず素直に応援したいと思う。早速入店。あまり待たずに入店出来たが入店後だいぶ待たされた。
『気仙沼ラーメン 潮味』 800円+『かもめの玉子』 100円=900円
地名が入っているのはご当地ラーメン好きからすれば嬉しい。潮味と醤油味がある。筆頭は潮味だったのでそれを選択。元の『かもめ食堂』とは全く異なる味になっているらしい。まずは鶏油を強く感じたスープ。塩味は控えめで魚介と鶏の出汁を強く感じた。麺はちぢれ細麺。具は薬味ねぎ、メンマ数本、ナルト1枚、海苔1枚、チャーシュー2枚。オプションのかもめの玉子は屋号からひっかけているだけで普通の玉子のようだが、さすがは味付け煮玉子を最初に発案した『ちばき屋』店主の作だけあって非常に上品で味わい深いものとなっている。ラーメンは十分満足出来るものだった。いままでの2店とは違い数年営業するらしいので今度は醤油を食べてみたい。
続いて『龍上海』に入店。ラー博でも老舗になるが、ここではついつい看板メニューである赤湯辛味噌ばかり頼んでしまっていた。今日は食べた事がなかった醤油の方をミニで注文。空いていたので余裕で座れたが、入店してから異常に待たされた。よっぽど声をかけようとしたがその寸前でようやくラーメンが届いた。
『赤湯ラーメン醤油(ミニ)』 550円
スープはかなり醤油味が立った仕様。ぶりぶりのちぢれ太麺。薬味ねぎ、メンマ数本、ナルト1枚、チャーシュー1枚。青のりがかかっているのが特徴的。ちょっと白河ラーメンを彷彿とさせた。
帰りは横浜で買い物をしてから帰宅した。
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