中華蕎麦
今日は会社を休むことにした。有給休暇を使ったのはいつ以来だろうか?今日は家で用事を済ましてしまう予定だったが、やっぱりもったいなくて昼前に外出。横浜から京急快速に乗って泉岳寺まで出た後都営浅草線に乗り換え東銀座駅で下車。約5年ぶりに銀座の老舗中華そば店に再訪してみる事にした。まずは昭和32年創業の『共楽』だ。早速暖簾を割る。厨房には初老の店主と若い男の店主と大陸鉛の日本語をしゃべる女店員。厨房前に変形L字型カウンター8席。敷居の向こうに4人がけテーブル席2卓。2階席もあったようだ。口頭で注文したら女店員が入口の券売機を購入してくれた。気が付かなかった…って前回と同じことしてしまった。先客10人後客6人。
基本メニューを注文。写真撮影の許可を依頼したら「1枚だけね」と言われた。魚介出汁の効いた濃いめの醤油スープに中細ちぢれ麺が入っている。濃いけどまろやか。具は薬味ねぎと極細と言っていいメンマ数本、サッパリモモチャーシュー。懐かしさを感じるような老舗感はなく、普通に美味しい。
5年前と同様近くの『萬福』へ。こちらは昭和4年創業。店の入り口からして大正レトロ。中もそんな感じでジャズがかかっている。厨房は仕切りがあって見えないカウンター9席、4人がけテーブル5卓。客席は7割くらい埋まっていた。口頭で注文。
筆頭基本のメニューを注文。ショウガの効いた甘口醤油スープ。麺は柔らかめに茹でられた四角い細麺ストレート。具は薬味ねぎ、メンマ数本、ナルト、サッパリチャーシュー、そしてトレードマークの三角の玉子焼き。これこそが定冠詞付の東京中華そばだと思った。
帰りは京急快速直通の浅草線に乗れたので一気に横浜に向かった。
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