大蒜林間
会社帰り久々長津田から田園都市線に乗り換え中央林間へ。国立や武蔵小金井といった多摩地区に展開していた東京背脂チャッチャ系ラーメン『にんにくや』が今月1日に小田急中央林間駅近くに出店したというので訪問してみる事にした。何といってもこの店、夜7時から深夜3時までの完全夜営業、しかも日祝定休というハードルの高さ。会社帰りに寄るしかなかった。最初場所を間違え行き過ぎてしまった。慌てて戻りようやく見つけた。大きな看板もなく赤い暖簾のみが目立つ。その暖簾を割り入店。入口に券売機。厨房には親父店長一人。L字型カウンター12席。先客10人後客1人。
『醤油らーめん』 700円
筆頭メニューを注文。メニューは醤油と味噌、あとはトッピングのみ。あまり待たされることなく提供された。麺は四角く角ばったストレート細麺。具は薬味ねぎ、ほうれん草、海苔1枚、ぶ厚いチャーシュー2枚。スープは多めの背脂が浮いた塩味が効いた淡い味のスープ。最初は「ふーん」と言った感じで食べていたが淡い味なので物足りなく感じた。そして卓上のニンニククラッシャーが気になってきた。『にんにくや』というくらいだからなぁと手に取り生ニンニク1個を潰しスープに投入。すると味が激変!いきなり旨味がハッキリとしたスープになった。生ニンニクが入って初めて完成するように設計されたスープだったのだ。さすがは『にんにくや』だ。細麺もスープによく合っている。肉厚のチャーシューもサッパリした味で良い。値段は高めに感じたが最終的には満足するものだった。
小田急江ノ島線各駅停車に乗り2駅目鶴間で下車。駅から徒歩1分未満の薄いピンク色のアパートのような建物の1階に昨年10月16日にオープンした『麺処 岳(がく)』を発見。扉を開けて入店。内装も赤っぽく雑然としていてラーメン店には見えない。夜9時からBARに変わるというがそっちのがメインな感じの店。厨房には店主1人。逆L字型カウンター6席くらい、2人がけテーブル席2卓、4人がけテーブル席1卓。先客6人後客1人。口頭で注文。
筆頭メニューを注文。他に塩、味噌、辛味噌といった構成。出てきた一杯は見たまんまのあっさり醤油ラーメン。麺は中太ちぢれ麺。具はメンマ、大きめの青菜1枚、ゆで玉子半個、チャーシュー1枚。単なる醤油スープ。コクも感じない。全く家庭用生ラーメンと一緒。何でもないラーメン。これで650円とか高すぎる。久々に大外れだった。
大和に出て相鉄に乗り換え横浜に向かい帰路についた。
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