片倉豚珍
会社帰り新横浜からブルーラインに乗り換え2駅目の片倉町で下車。地下鉄で来るのが初めてだったので地上に出てから位置方向を確認する迄に時間がかかった。道路沿いに南下する事約8分ほど。『ニュータンタンメン本舗』片倉店の向かい辺りに出来た『豚珍亭』なる新店に入った。店外に小さな券売機。横に長く奥行きは1mくらいしかない狭い店内。厨房には大陸系らしい店主一人。先客はいない。L字型カウンター7席。イスは備え付のスプリング式。食券を出すと「味玉サービスですがいかがしますか?」と聞いてきたので「じゃあお願いします」と答えた。それからキムチを小皿でくれた。
家系ともショップ系とも異なる場末豚骨醤油ラーメン。鶏油がまったく感じられない黄土色のスープ。麺はもちもちした食感のちぢれ太麺。具は薬味ねぎ、ほうれん草、チャーシュー1枚、海苔3枚。サービスの味玉が入る。まず思い出したのが、今は無き天王町付近にあった『百麺堂』だ。おぼろげな記憶だが店主も同じような気がしてきた。隣には『湘丸』、更に駅の近くには『とんぱた亭』がある。どちらも根強い固定客をもつ店なので、この味では厳しいように思う。
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