松風牛骨
今日は秋葉原に買い物へ行く事にしていたのでその帰りにラーメン。秋葉原にも知らぬ間に新しい店が出来ている。今年の石神本に載っていた『松風』という店に行ってみる事にした。この店は外神田『支那そば きび』グループの店。秋葉原名物牛丼店『サンボ』脇の袋小路のところに店を構えている。入店すると店内隅に券売機。厨房には店主と女店員の2人。厨房前には一列のカウンター10席。先客7人後客3人。
屋号を冠した基本メニューを注文。このスープは何だ?今まで食べたラーメンに一致するものがない。味わい的には完全に西洋のスープだ。しいて挙げればパンプキンスープのようだ。かなりドロッとしているが、味わいはスッキリしている。このスープの正体は野菜をミキサーにかけてペースト状にしたものにバターを加えて炊いたもので、動物系のものは不使用だという。魚介だしはプラスしているようだ。野菜昨年からラーメンマスコミでやたらと名前が出始めたベジポタスープというやつだ。麺はうどんのような弾力とコシがある角太麺。具はゆでキャベツ、青ネギの小分け切り。メンマ数本、鶉の茹で玉子1個、大きめのチャーシュー1枚。甘口だけどすっきりしていて、ラーメンを食べた満足感は得られるから不思議。東京の新店を食べると驚かされるなぁと関心した。
そしてこの店の本店にあたる『きび』は、土曜日限定で屋号を変え『土曜の牛の日』という牛骨ラーメンを出しているという。神田までは近いし『きび』つながりで連食してみる事にした。牛骨は今年のトレンドだとか。東京で食べるのだからせっかくなら風変わりな最新ラーメンを食べてみたい。ちょっと迷ったが店に辿りつけた。4年ぶりの訪問となる。曜日限定店だから行列が出来ているかと思ったが大丈夫だった。牛の顔が書かれた赤い暖簾が面白い。その暖簾を割り入店。相変わらずこじんまりした店内。一列5席のカウンター席と2人がけテーブル席が1卓、5人がけテーブル席1卓。奥の厨房には店主が1人で頑張っている。先客5人後客2人。口頭で注文。
筆頭基本メニューを注文。スープは透明で基本塩スープのようだが独特の甘みがある。レモンスライスがのっているが、この酸味プラスは非常にあっている。よく考えられているなぁ。麺はちぢれ細麺。具はフライド牛蒡、生レタス、ローストビーフ3枚。牛蒡が合っていてこれも面白い。やっぱり凄いなぁ東京のラーメンはl。インパクトのある個性を感じた一杯だった。
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