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2010年8月 6日 (金)

新庄拉麺

P101046114時発の快速最上川に無事乗る事が出来た。酒田から新庄行きの電車はほぼ2時間に1本しか出ていない。しかも快速は1日これ1本で、これに乗り遅れたら今度は16時半発の鈍行電車になってしまう。予定では酒田でもう1軒行く予定だったが、電車に乗り遅れる恐怖に比べたら、それはキャンセルせざるを得ない。2車両連結の味わいのあるローカル電車で旅行気分を盛り上げてくれた。でもそれ以上に車内の空調が嬉しい。酒田にいた3時間の間に4本のペットボトル入り飲料を買い消費していた。とんでもない猛暑だ。途中部活帰りらしい学生達がどっと乗ってきた。話している山形弁はほとんど何を言っているのか分からなかったが、旅情を盛り上げてくれた。学生達はすぐ次の無人駅で降りていった。その後は最上川上流に沿って電車は走り新庄へ到着した。51分間の列車の旅は良かった。山形新幹線の終着駅ということもあり、新庄の駅自体は最近新築されたものであろうピカピカの駅舎で味わいが無く、駅前の様子も、どこにでもある地方の駅前といった感じで味気ない。そんな新庄にわざわざ何故来たかと言えば、ここにも個性的なご当地ラーメンが存在するからだ。その名は『とりもつラーメン』。そのまんまあっさり醤油ラーメンに鶏もつが入ったラーメンだ。その発祥の店は『一茶庵支店』とされている。しかし新庄駅に到着したのは14時51分。事前に下調べしたところ、14時から16時までの新庄のラーメン店はことごとく休憩に入り、一気にラーメン過疎地帯に変貌してしまう。駅に「とりもつラーメンMAP」があって、そこには通し営業みたいに書いてあるが嘘だ。目的の『一茶庵支店』も14時から中休みに入り、16時までまたなければならない。仕方ない、支店がダメなら本店に行ってみよう。本店は奇跡的に通し営業を行っているのだ。仕方ないというのは、本店の方ではとりもつラーメンはメニューにないからだ。路地裏の場所にあったが看板が出ていたのですぐ判った。新庄一の老舗の蕎麦屋だが中華そばをメインにもってきている。山形はそういう店が多いらしい。店内は広くテーブル席しかない。6人がけテーブル席3卓と4人がけテーブル席4卓。後は奥に広い座敷がある。厨房には男女2人。TVがBGV。先客1人後客1人。水はセルフ。口頭で注文。

Issaanhonten00Issaanhonten01一茶庵 本店 『中華そば』 550円

見た目的にも非常に素朴で好感が持てる一杯。鶏ガラ主体だけど魚介出汁じんわりあっさり。麺は自家製なのか縮れ細麺でいい感じ。具は薬味ネギ、メンマ、海苔1枚、パサパサした食感のチャーシューが2枚。シンプルで美味しい一杯だった。

さてそろそろ支店が営業再開する16時。駅から徒歩10分くらいで店に到着。暖簾が出ていたので早速割って入店。カウンター5席。5人がけテーブル席3卓。4人がけテーブル席5卓。更に広い座敷席があり予約席の札が置いてあった。しかし誰も応答が無い。厨房には老店主とおばちゃん2人が大ざるで乾燥したメンマのような黄色いものを手作業で何やらやっている。もう一人のおばちゃんが来たので注文した。先客1人のみだったからか、本来名前を告げるシステムらしいのだが省略されたようだ。後客1人。

Issaansiten00Issaansiten01一茶庵 支店 『もつラーメン』 600円

本店とはこうも違うものなのか。麺が中太ストレートでかなりやわやわ。ひやむぎを思い出した。具は薬味ネギとメンマ。とりもつが入っている以外は全て昔ながらの一般的醤油ラーメン。とりもつは美味しかった。とりもつは。麺が変わるとこうも変わってしまうのか。とりあえず目的のものは食べられたので早々に駅へと向かった。電車の時刻まで1時間あったが他に営業している店は無し。駅の待合室で何もせず休んだ。

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