鶏蕎麦膳
天気予報では雨の予報だが快晴の土曜日となったので出かける事にした。大船方面で気になっていた店があったのでそこを攻略。大船に出た後モノレールに乗り換え1駅目の富士見町駅で下車。モノレールのひと駅だから歩いてみようかと思ったが、実際は結構な距離があったので乗っておいて正解だった。駅を降りてその道路沿いに1分ほど歩くと簾のかかった雰囲気のある小さな店を発見。目的の『とりそば ささ』だ。しかし悪いことに店の前で子供数人を連れた家族客が席待ちをしていた。仕方なく後ろについて待つ。結局30分以上待ってようやく席に座る事が出来た。内装も和の雰囲気。しかし狭い。一列のカウンター7席のみ。店主と女店員の2人。後客2人。口頭で注文。
基本のとりそばを注文しようと思ったが、ライス付のとりそば膳を注文した。とりそばという名前からして鶏スープが美味しいはずであり、それにご飯を投入して雑炊で食べればさぞやおいしいのではないかという判断だ。果たして大正解。ほとんど無色透明の塩気を感じる鶏スープは実に見事な美味しさ。待たされた分その感動も大きい。麺はかために茹でられた中細ちぢれ麺。具は鶏チャーシュー1枚ときざみ葱と胡麻のみ。シンプルで美味しかった。付け合わせのとろみ白菜も良だった。支払いのところでちょっと問題。あいにく持ち合わせが万札しかなかったのだが、今細かいのが無いという。隣の客が助け舟を出してくれて事なきを得た。とおもったが女店員が釣銭不足の間違いをしたので、ここは是正してもらった。
『ささ』を待っている間に向こうの方にラーメンの幟が立っているのが見えたので、近づいてみると見知らぬラーメン店だった。屋号は『尽ちゃんラーメン』となっている。場末臭がするが入ってみる事にした。1列カウンター8席と4人がけテーブル席2卓。初老の親父店主としゃべりのおかしい若い男の店員の2人。先客2人後客ゼロ。口頭で注文。
筆頭基本のメニューを注文。見た目からして場末な一杯。うわぁ髪の毛混入ラーメンだよ。除外して撮影。スープはしょっぱさと若干酸っぱさを感じる。具のワカメのせいか?麺はちぢれの強い中細麺で手打ち風。具は乱暴に切られた薬味ネギ、ワカメ、妙に太いメンマ、ナルト1枚、チャーシュー1枚。典型的な場末ラーメンとしか言いようがない。
帰りもモノレールに乗ろうとしたが、行ってしまったばかりであーあと思っていた時にちょうどバスが来たので飛び乗った。同じ金額だった。京浜東北線で関内に出て買い物してから帰った。
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