鶴見三連
昨日に引き続き鶴見新店巡りだ。今回最初の店は先月2日にオープンした『悠You(ゆうゆう)』という旭川ラーメンの店だ。本当に旭川からこちらに移転してきた店のようだ。下末吉という駅からかなり離れた場所にあるのでバスで行く事にした。そこへ向かうバスを見つけるのに一苦労した。鶴見駅西口バスターミナルというのはロクに案内板がないので何周もしてしまった。結局そのバスターミナル内には無く、ちょっと外れた場所のバス停から乗った。運転手におそらく付近であろうバス停の名前を出して停まるか聞いてみたところ「止まらない」とか言っている。何でも「一方通行だからこちらから行くとそのバス停には止まらない。末吉郵便局前というバス停が近いかも知れない」との事。何で行きと帰りでバス停の名前が変わるのか理解出来なかったがまぁ仕方なくその末吉郵便局というバス停でバスを降りた。するとビンゴ!緑色の角店に『悠You』の文字発見!早速向かって入店。内装は白で新店らしい。厨房には茶髪の店主と女店員1人。厨房周りにL字型カウンター9席と4人がけテーブル席2卓。先客9人くらい後客は6人。口頭で注文。まだ空調が出来ていないのか店内は暑かった。
『こくうまとんこつ(しょうゆ)』 750円
筆頭オススメのこくうまとんこつ。醤油と塩が選択出来るが旭川ラーメンという事なので醤油にしておいた。麺はかために茹でられた中太ちぢれ麺。麺箱には「旭川製麺」と書かれていたのを見た。具は薬味ネギ、ワカメ、もやし、メンマ数本、半ゆで玉子、チャーシュー1枚。スープは『ぺーぱん』のように特にラードが強烈とか節系の味わいがあるということもなく、まろやかな口当たりの甘みのある豚骨醤油だった。そこそこ美味しかったが旭川を期待してしまうと肩すかしな感じになってしまうかもしれない。
『悠you』に来るまでバスの車窓からいくつかラーメン店を発見してしまった。それらの店を確認する為、バス停4つ分くらい歩いて戻った。『福屋』というラーメン店が2つあった。これらは蒲田にも数店あった同名の店と同じグループだろう。そしてもうひとつが『伊豆家』という店。赤地に白くラーメンと書かれた暖簾。中に入ると壁にメニューが書かれた紙とか子供の写真等が貼られた素朴な雰囲気。ラーメン屋兼居酒屋のようだ。L字型カウンター12席くらいか。厨房には初老の夫婦2人。先客は労務者風の常連らしき男1人。後客ゼロ。テレビには「新婚さんいらっしゃい」がうつされていた。
屋号を冠した伊豆家ラーメンは豚骨醤油らしいが700円もした。後も控えている事だし筆頭メニューにしておいた。予想通り豚骨出汁のあっさり醤油スープの懐かしい感じのするスープだった。僅かながらにニンニクの風味も感じる。具は薬味ネギ、メンマ数本、海苔1枚、ナルト1枚、チャーシュー1枚。麺が中太でシコシコして良かった。
しばらく南下し第2京浜と交差した辺りで再びバスに乗りJR鶴見東口手前のバス停で下車。昨日行けなかった『あびす』東口店跡に出来た新店『麺屋うずまき』へ。6月29日にオープンしたばかりだという。早速入店。L字型カウンター11席。内装は白と赤を基調にしている。入口に券売機。厨房には中年男店員3人。先客9人後客6人。
筆頭メニュー注文。他に白湯らーめんとつけめん有り。出てきた一杯は豚骨醤油風ラーメン。麺は太麺ストレート。具は薬味ネギ、ほうれん草、メンマ数本、海苔1枚、脂身の多い煮崩れたチャーシュー1枚。とにかく…しょっぱい!半端ではなくしょっぱい!よく他の客は食べられるなと思ってしまうほどしょっぱい!醤油ダレ効き過ぎ!これは正直食えたものではない。数回口をつけた程度で退店してしまった。こういう事は久々だなぁ。
夏の鶴見で3連食。大汗をかいてすっかり食べ過ぎてしまった。
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