岩佐壱兆
先週末に引き続いて会社帰りに長津田から田園都市線に乗り換え中央林間へ寄り道。小田急側に出て北へ向かう。駅前の通りを越え脇道にちょっと入ると目的の店『岩佐』を発見。塩ラーメンの店だ。入口はガラス戸で脇に券売機。厨房には店主一人。コの字型カウンター10席。先客6人後客3人。給水機の近くに行ったらラーメンを食べていた学生がヒョイとコップを渡してくれた。驚いたが嬉しかった。
『コクとうまみの塩とんこつ(麺かため)』 600円+『自家製味付玉子』 100円=700円
筆頭メニューに味玉プラス。麺のかたさを聞かれたのでかためを指定。麺は極細ストレート。だから博多系のような印象だがスープは確かに塩味が効いている。具は薬味ネギ、酸味の効いたメンマ3本、トロトロに柔らかいチャーシュー1枚、海苔1枚。オプションの味玉は黄身トロリ。なかなか上品な一杯。豚骨濃度も濃くて美味しかった。
小田急線に乗り鶴間で下車。初めて西口に出た。閑散とした商店街を2分ほど南林間寄りに歩くと赤い看板を発見。先月29日にオープンした家系ラーメン店『壱兆家』に入店。黒い内外装。見かけからすると壱六家系に見える。厨房には男の店員2人と女の子店員1人。厨房前に一列のカウンター10席と2人がけテーブル席2卓。先客9人後客3人。口頭で注文。
『醤油らーめん(麺かため・油多め・削り節入り)』 650円
筆頭メニューを注文。好みを聞かれたのでいつも通りの選択を言うと「削り節を入れますか?」と意外な事を聞かれた。出て来た一杯を見ると家系というには抵抗があるような見慣れないビジュアル。麺は多加水気味のちぢれが強いタイプでもちもちした食感。水菜のきざみともやしが入っている。半味玉も入っている。チャーシューは薄くて柔らかいので麺を食べる時既に崩れてしまった。あとは海苔1枚。醤油ダレはやや強めに効いていた。個性を出しているのでとてもいいと思うが、それならあまり横浜家系とデカデカと打ち出さない方がいいのでは?まぁそこそこ美味しかった。
帰りは大和に出て相鉄線に乗り横浜へと向かった。
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