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2010年3月21日 (日)

玉名天琴

朝は風呂に入ったりのんびりして9時半頃にチェックアウトした。昨夜とはうって変わって雲ひとつない青空がひろがる清々しい朝だ。路面電車に乗ってJR熊本駅に向かう。本日午前中の目的は熊本ラーメンのルーツ、玉名ラーメンを食べる事。久留米ラーメンから北へ伝播して博多ラーメンとなり、南に伝播して玉名ラーメンになったという。だから久留米ラーメンと熊本ラーメンの中間に位置するラーメンなのだそうだ。JR鹿児島本線という二車両のみの電車に乗った。途中の車窓から見える景色が緑と菜の花の黄色、桜の桜色とあんまりにのんびりした景色だったので心が和んだ。途中駅も無人で古めかしく秘境駅に近い雰囲気を持っていていい味を出していた。30分ほどで玉名に到着。目的の店は玉名ラーメンの筆頭に名があがる『天琴』だ。駅から1kmくらい歩いてようやく店に到着。有名店と聞いていたので行列を覚悟していた。ところが店周辺は静かなもの。車だって停まっていない。おそるおそる近づくと暖簾はかかっている。あまり人の気配はないが入ってみるか!と思った時入口のドアが開いて店のおばちゃんが出てきた。「どうぞー」と案内されたので早速入店。店内は暗く時代を感じさせる内装だ。厨房は奥の方でよく見えなかったが店主1人と女性店員3人。L字型カウンター7席と2人がけテーブル席1卓、4人がけテーブル席6卓。先客1人後客3人。口頭で注文。

Ramanatenkin00Ramanatenkin01  天琴 『ラーメン(にんにく入)』 600円

基本のラーメン注文。ラーメン到着後女店員が来て「ニンニク入れますか?」と言ってきたので「はい」と答えるとニンニクチップを投入してきた。もしやこれが久留米と玉名の分かれ目か?そこで安心して写真を撮っているとレンゲを持ってきたさっきのおばちゃんが注意してきた。なんなんだこの波状攻撃は最初からレンゲとニンニクチップ入れをセットで卓上にあれば手間はかからないと思うが。ともかく無事写真も撮れた。後は食べるだけ。うん、確かに熊本のものより濃厚な豚骨スープの味わいがある。創業50年間継ぎ足して炊き続けたという。麺は中細ストレート。具は薬味ネギ、きくらげの細切り、海苔1枚、小さな小さなチャーシュー3枚。この豚骨濃度はいいなぁ。まろやかな甘さを感じる。玉名ラーメンとはニンニクチップが後付けになるが、限りなく久留米ラーメンに近い一杯だった。そして接客は難があったけど美味しい一杯だった。

せっかく玉名まで足を伸ばしたのでもう一店…とも思ったが、後々の予定を考えて自重した。駅に戻った時ちょうど電車がすぐ来たので熊本方面に戻る形になった。

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