痺鬼金棒
お茶の水から歩いて秋葉原へと向かう。湯島聖堂を抜けて行くお気に入りのコースだ。今日は比較的暖かく紅葉が青空に映える。秋葉原でいくつかの店を冷やかして結局何も買わず今度は神田方面に歩く。正に食べ歩き、食べたから歩くのだ。しばらく歩いて目的の店『鬼金棒(きかんぼう)』に到着。この店の店主は池袋『麺屋武蔵二天』の元店長。独立し味噌ラーメン専門店を立ち上げたという訳だ。黒い外装に鬼の絵が描かれていて店の入口上には鬼の顔のオブジェがある。入口脇に券売機。店外に待ち客はいなかったが店内に4人ほど立待客がいた。5分ほどで着席出来た。変形コの字型カウンター9席のみ。狭い厨房には男の店員4人。
この店の看板メニューはカラシビ味噌らー麺。カラシビは辛いと痺れの事でそれぞれ程度を選択出来る。今回はどちらも普通を選択。魚介豚骨スープに北朝鮮・中国・日本の唐辛子をミックスした辛み、四川山椒で作られた山椒油で痺れ加わっている。オレンジ色したスープに背脂が浮く。麺は中太ちぢれ麺。麺の太さがまちまちのようだが自家製だろうか?具は刻み青ネギ、炒めもやし、鬼の金棒をイメージしたという焼きヤングコーンが中央に置かれている。単に辛味噌というのではなく痺れという感覚が加わるというのが新しい。これは良く研究していないと出来ない一杯だ。一杯目完食したというのに、今日は2杯目も大汗かきながらも完食した。これは美味しかった。
神田駅からJR線に乗り横浜方面に帰った。
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