辻田味噌
久々秋葉原での買い物を終えた。時間も取れて腹もこなれてきたので2店目へ行くことにした。『二代目つじ田』がお茶の水店近くに味噌専門の店を出したと聞き、興味があったので行ってみる事にした。小川町近くなら歩くにはちょうどいい距離だ。万世橋を渡ってしばらくすると小川町へ出た。『二代目つじ田』お茶の水店の前まで来たが店が見つからずしばらく右往左往したが、角を曲がった場所に店を発見した。黒い木の内外装。店外入口脇に券売機。L字型カウンター10席。厨房には男の店員が3人。先客7人後客4人。
基本の味噌を注文。正統派の札幌味噌ラーメンを狙って作ったという。ただ山形赤湯ラーメンにも影響を受けて青海苔がかかっている。スープ表面には目立ちはしないがラードがわずかながら覆われている。最初は濃いかなとも感じたが、食べ進めるうちに気にならなくなったのでいい塩梅に調整していたのだろう。麺は黄色い多加水ちぢれ中太麺。シャキシャキ炒めもやしと薬味ネギの上には札幌の行列店『彩味』の影響か、おろし生姜がのっている。香ばしい炙りブロックチャーシューがゴロゴロと5,6個入っている。結構なボリュームだった。王道の味噌ラーメンなので『つじ田』の看板で期待すると個性に乏しく感じてしまうが、札幌食べ歩きを経験した我からすれば、よく研究されたハイレベルの味噌ラーメンである事は判る。お腹もいっぱいで満足した。帰りは徒歩で神田駅まで行き帰路に着いた。
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