佐野玄界
秋の長期連休前夜。いつものごとく定時退社日はサービス残業デーと化して出口の見えない忙しさ。でも金曜日なので21時半過ぎに退社した。疲れた体を引きづりながらも新横浜で途中下車しラーメン博物館へと向かう。この前3カ月間フリーパスを買っていたのでそれを使い入館した。今夜わざわざ来た目的は、昨日新店がオープンしたからだ。「新ご当地ラーメン創生計画」と銘打ち、「支那そばや」店主佐野実最後のプロデュースで生まれた佐賀県唐津らぁ麺『むらまさ』だ。先月卒業した『蜂屋』の跡地に期間限定でオープンとの事。入口前の券売機に男女4人組がメニューに迷いタラタラしていたが、閉店時間間際のこの時間は並ばずに入店出来た。それでも中はさすがに8割以上の席が埋まっていた。
筆頭基本メニューを注文。佐野実プロデュースと知らなくても『支那そばや』系だなと判る顔をした一杯。違いは豚骨ベースである事。スープ自体は塩の味がくっきりした感じ。麺は『支那そばや』譲りのしなやかな中細ストレート麺。具は刻み青ネギ、穂先メンマ、ロースチャーシュー2枚。支那そばや色が強すぎて、新しいご当地ラーメンとしてはどうかなと思うが美味しかった。
食べている間に館内アナウンスがあり、全店ラストオーダーは22時5分で終了だという。ラー博は23時まで営業だとおもったが事実上22時で閉店だったのか。店を出た時がちょうどラストオーダー〆切2分前。催促されているようで突発的に2店目に入ってしまう事にした。すぐ隣の山形赤湯からみそラーメン『龍上海本店』へ入店。正に終了同時に入店。最後の客となった。厨房が見えるカウンター席に案内された。ラーメンを待っている間ずっと見ていたが、もうラーメン作りながらバンバン後片付けを始めていた。それはそれで面白かったが、あまり清潔な感じがしないなぁ。煙突やホースを触った手で調理しないで欲しいと思った。
山形 赤湯からみそラーメン 龍上海本店 新横浜ラーメン博物館店
『赤湯からみそラーメン』850円
翌日が札幌遠征なので醤油にしてしまうか迷ったけど、やっぱり看板メニューを注文。これほどに個性的なラーメンはレギュラーサイズで食べてみたかった。辛味噌は放置して食べてみる。麺が喜多方ラーメンを彷彿させるピロピロ平打ち麺。具は薬味ネギとナルト1枚、多めのメンマと脂身の多いチャーシュー2枚。青海苔がかけられているのが特徴的。赤味噌は意図的に崩さないで勝手に溶けだす程度でちょうどいい塩梅になった。いつかは本場で食べてみたいなぁ。
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