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2009年8月15日 (土)

尾張地麺

ようやく2杯目にありついたが、やはり不満は募っている。ここで一つの賭けとして一度名古屋脱出を試みた。JR東海道線に乗り尾張一宮へ向かった。先ほどフラれたベトコンラーメンの『新京』。どうせなら本店に行ってしまおうとしたのだ。こちらのお店は普通に営業していたとしても午後6時から8時までの2時間営業という敷居の高さだ。ちゃんと営業してくれる事を祈り、夕方4時、尾張一宮駅で下車した。こちらもなんだか味わいがないというか、駅前もガランとした味も素っ気も無い駅前の風景。『新京』開店予定時刻にはまだ2時間ある。ここでもう一店入る事にした。 駅から徒歩5分くらいのところにある『尾張らーめん 第一旭』本店だ。創業30年の老舗だが、屋号からしてわかるように、京都の『第一旭』とは関連があり影響を受けているようだ。無事暖簾は掛かっていたので入店。店内は酸っぱいようなクセのある匂いがする。L字型カウンター10席と壁に面した一列のカウンター席5席ほど。厨房にはいかにもラーメン屋のおっちゃんおばちゃんといった感じのおっちゃん1人とおばちゃん2人。先客2人後客2人。口頭で注文。 

Owariramendaiichiasahi00_2 Owariramendaiichiasahi01 尾張ラーメン 第一旭 本店 『ラーメン(チャーシュー)』 700円

チャーシューメンが標準のようだ。肉抜きというメニューがあった。おばちゃんがラーメンを出してくれた時思いっきり受け皿にスープがこぼれたほど小さな丼にラーメンがぎっしり詰まっている感じのビジュアル。京都のものよりワイルドな感じだ。味は酸味を感じる醤油味であっさりしている。麺は中太ストレート。具は薬味ネギとチャーシュー6枚。3杯目にしてようやく地ラーメンといった雰囲気を持った一杯に出会えて満足した。

さて今度は本命『新京』本店だ。駅から離れた場所にあるので15分くらい歩いたかな。何だか油で煤けたような雰囲気の町だった。5時前くらいに店に到着。こんなところに店あるの?というくらいな住宅地にポツンと何の変哲もない田舎の中華料理だった。当然まだ準備中の札が垂れ下がっていたが、それ以外特に盆休みの貼り紙は貼られていない。これは今日営業する確立は上がったと見た。5分位歩いたところに噴水のある公園があったのでそこのベンチを陣取って1時間待ちだ。買っててよかったPSP。あっという間に時間が過ぎて気がつけば6時5分前を切っていた。店に向かうと提灯が付けられ火が灯っている。営業しているのだ。嬉しくて扉を開くと何と席が8割方埋まっている状態。しかも1品料理をテーブルにいくつも並べているテーブル席もある。もしかしたら30分くらい前倒しで開店したのか?とりあえずコの字型カウンター10席ある内の空いているところに座る。2人がけテーブル席1卓と4人がけテーブル席1卓。簡素な中華料理屋で、とてもベトコンラーメン発祥の店とは思えない。厨房はちょっと奥にあり、おじさん、おばちゃん、おばあさんがいるのが見えた。接客係の中年男は反応が悪い。口頭で注文。

Shinkyou00 Shinkyou01 中華料理 新京 本店 『ベトコンラーメン』 700円

ベトコンはベストコンディションの略で、疲労回復・夏バテ防止を目的としている。タイムリーな話だ。鶏ガラベースのあっさり醤油スープっぽいが唐辛子が大量に入っているので辛くて味はあまりわからなかった。麺は中太ちぢれ麺。具はもやし、ニラ、揚げニンニク数個。勝手な想像で揚げニンニクの風味が強いラーメンなのかなと思っていたがそんな事は無かった。唐辛子の辛さが目立った。思ったより特徴が無かったので残念だった。他に五目や味噌、あっさりなどいろいろなバリエーションのベトコンラーメンのメニューがあった。

Owariichinomiyaice01 駅に戻る途中に手作りジェラードの店を発見。ベトコンラーメンの辛さと暑さをダウンさせる為に思わず入店。抹茶とラムレーズンの2味をワッフルコーンで注文。店主から「ラムレーズンはラムを入れ過ぎて溶けやすくなって食べた気がしないかもしれません。すみません。」と言われた。でもあの辛味の後だけに美味しかった。

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