蜂屋三代
新横浜ラーメン博物館の古株となった『蜂屋』があと5日で卒業となる。その卒業記念メニューとして初代、2代目、3代目それぞれの味が楽しめる「歴代ミニセット」という非常にマニアックなものが登場した。この前本店に行ったばかりというのもあり何となく気になって行ってみる事にした。ところが例によって今日も大サービス残業に捕まった。新横浜には夜9時過ぎに到着した。入場券は300円だが500円で3カ月フリーパスなるものがあったのでそちらを購入し入店。まっすぐ一階の『蜂屋』へと向かう。外の食券機で目的のメニューのボタンを押す。子供たちは夏休みだろうが、さすがにお盆も過ぎた平日の夜ともなると空いているな。先客4人くらいで後客も4人くらい。壁を見ると卒業後の来月神楽坂に店を出すらしい。飯田橋の近くだ。なるほど。出来れば横浜市内に出店して欲しかったなぁ。
『歴代ミニセット』 1500円
ミニといってもそこそこのサイズの丼が3つ登場。麺と具は全く同じでスープが違うようだ。3杯を少しづつ回し食いをしてみた。
まずは屋台出身の初代時代の味。焦がしラードと魚介の匂いは正に蜂屋であり、鯛の出汁を使っていたらしい。ワイルドで結局3つの中では一番好みの味だった。
続いて現在の蜂屋の2代目の味。基本的には初代と同じ味だが、鯵節を使っているようだ。
最後にまだ見ぬ3代目。鯖節を使っているというが、良くある煮干し醤油の味にしか感じない。ラードが少ないのか『蜂屋』テイストには遠いように感じた。3代目は実験作っぽいから仕方ないが、ぜひとも初代か現在の味で勝負してほしいなぁと思った。
帰りに食券の半券で三角クジが引けるというのでやってみたら、何と2等と5等が2個が当った。5等は土産物1割引きとつまらなかったが、2等は蜂屋の丼だった。これも面白いとは言えない代物だが、何せ2等だ。良かった良かった。
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