初夏武仁
朝9時過ぎに家を出て近所の寺へ参拝した後最寄り駅へ向かう。先週に続き秋葉原へ。中古DVDを売ってWiiスポーツリゾートを購入した後、昭和通り口に向かい今週火曜日オープンした麺屋武蔵の新店『武仁(ぶじん)』へ。実は浅草にあった『江戸きん』が移転してきて屋号変更になった模様。「武仁」とは宮本武蔵の父親の名前らしい。開店5分前に到着し前に1人先客があった。開店までに我の後ろに3人並んだ。開店と同時に入店。入口脇に券売機。L字型カウンター19席。内装はいつもの武蔵の雰囲気。厨房にいかにも武蔵らしいピアスとかしている若い男の店員が6人で威勢の良さをアピール。どんどん後客が来て我が食べ終わる頃にはほぼ満席状態。
屋号を冠するメニューを注文。大盛り無料だが止めておいた。出てきたの一杯はいつもの動物魚介系の甘口スープ。先日食べた『神山』のものよりあっさりしている印象。麺はちぢれ太麺。具は薬味ネギ、メンマ数本、半味玉、海苔1枚。チャーシューの代わりに巨大な角煮が特徴。『江戸きん』はカラフルで個性があって良かったのに。今度機会があればもう一つの看板メニューである『アキバカレー麺』を試してもいいが、『神山』に続き『武仁』と最近の武蔵は個性があまりなくなってきたなぁと思って店を出た。
書泉ブックタワーに寄ってから今度は歩いて神田に向かった。線路に沿って歩いたつもりが着いたところは何と浅草橋。山手線と総武線を間違えていたようだ。何とも間抜けだ。ならば浅草橋で次の店と思ったが狙った店が休業していたので、当初の目的通り神田に行き直す事にした。一旦秋葉原に戻って山手線に乗り神田へ。北口へ出て線路沿いに北にさらに進む。すると目的の店『中国そば基』を発見。いかにも中国的な赤い外観だったが入店すると白くスタイリッシュな感じ。しかしながら前後客ゼロという寂しい状況。L字型カウンター8席と2人がけテーブル席3卓。厨房には初老の店主と接客係の若い男の店員の2人。店主は中華料理店経営の3代目らしい。口頭で注文。
看板メニューの鶏そばを注文。ランチライスサービスだが遠慮しておいた。鶏ガラのダシがよく出たさっぱりしたスープにちぢれ中細麺が泳いでいる。細かい薬味ネギに味付けされたほうれん草、鶏のささみ。シンプルだけど美味しい一杯。この店は水も出ないのかと思っていたら、途中から初老の店主が冷蔵庫から冷たい麦茶を長いグラスに注いでくれた。
帰りは東京で東海道線に乗り換え川崎ラゾーナに寄ってビールと菓子などを買って帰路についた。
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