黒虎旬風
連休初日は久々に都内へ。秋葉原に新店が出来たという情報があったので出かけてみた。昭和通り沿いに昨年末出来たらしい『黒虎』という店へ。店外に券売機があるが金を入れてもボタンのランプがつかない。おかしいので店員を呼んで直させた。中に入ると木材を生かしちょっと照明を落とした今時のラーメン店といった感じ。厨房には麺屋武蔵で修業経験のある男の店主とひとりと若い女性スタッフが3人。コの字型カウンター15席にほぼ満席。何とか待たずに座れた。
屋号にある炙り角煮らうめんを注文。野菜と豚骨、魚介を加えたこってりスープにマー油が投入されている。麺はうどんを思わせる。中太ストレート。具は青ネギの小分け切り、きくらげの細切り、玉ネギのみじん切り、海苔1枚。そして巨大な炙り角煮が一本。ボリュームはあってなかなか美味しかったけど、殊更強調するまでのインパクトはあまりなかった。でもスープの方は我の苦手なマー油を使っている割にマイルドでよかった。
その後秋葉原中心部で買い物など。別にPC店などに寄らず結局本屋での買い物に終始してしまった。そしてまた昭和通りに戻ってきて神田川に近い方の路地をちょっと入った場所にある『旬風(しゅんぷう)』へ。こちらは昨年7月にオープンしたというが全然知らなかった。むりもない、こんな外れの場所にあるのだから。昼はラーメン、夜はつけめんがメインに変わるらしい。入口脇に券売機。全体的に白に内装に茶色い机とカウンター席なので喫茶店のような感じ。カウンター6席と4人がけテーブル席2卓。厨房には中年夫婦と思しき男女二人。先客3人後客ゼロ。
筆頭メニューが特製(全部のせ)っぽかったので2番目のメニューを選択。ライス無料だったけど断った。背脂が浮きとろみがあるこってり正油スープはやや甘みを感じる。麺は中太平打ちちぢれ麺。具は水菜、白髭ネギ、細切りメンマ、半味玉、脂身の多いバラチャーシュー1枚。味自体は悪くはなく洗練されているとは思うけど、我はちょっと甘いスープが苦手なんだよな。
帰りは山手線で東京に出てから東海道線で川崎まで乗って、そこから京浜東北線に乗り換え帰宅した。
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