永田夜訪
『瀬戸内ラーメン』に向かう途中にも場末ラーメン店を発見してしまい、平日だがついでに場末店連食を試みた。京急線で井土ヶ谷から弘明寺へ向かう途中、高架橋の手前辺りに位置する場末ラーメン店然とした感じ。こちらも赤いテント屋根に『ラーメンよっちゃん』とある。入店にはちょっと勇気がいる店だ。こちらも夜のみ営業っぽい。狭い店内。L字型カウンター8席くらい。厨房に初老の店主ひとり。先客は一人いたが後客ゼロ。小さなテレビがBGV。全国のこういった店は地上波放送終了の際はどうなってしまうのだろうか?水はセルフで赤いカウンター席に置いたところ手前に滑り落ちてきたのでビックリした。傾いているのだ。そんな店。口頭で注文。
こちらも筆頭基本のラーメンを注文。『瀬戸内ラーメン』に比べてこちらの方がずっと東京正油ラーメンといった感じ。魚介出汁を感じるスッキリした正油スープ。心地よい歯ごたえを感じるちぢれ細麺。具は薬味ネギ、かためのメンマ、ほうれん草、小さな海苔1枚、小さめの巻きバラチャーシュー1枚。こちらもハナから期待していなかった分不満無く食べられた。隣の客が食べていた「とりらーめん」というのはスッキリした塩スープで美味そうで気になった。でもこの店に再訪するくらいなら別の店に行ってしまいそうではあるな。
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