大福武双
昨日とはうって変わって今日は朝から快晴。まずPCの下見に秋葉原へ行った後昨日行くつもりだった『せたが屋』系の新店『大ふく屋』に行く為赤羽へ向かう。一旦上野に出てから高崎線に乗り換えた。赤羽は2年前の年末に『高はし』と『ゆうひ屋』に来た時以来になるが、相変わらずもう北関東の空気を感じるなぁ。南口改札を出て北へ向う。『ゆうひ屋』の先だと聞いていたのですぐわかった。黒い和風の看板にやはり和風の店構え。店の前に10人並んでいる。昼1時手前という時間だから仕方がないか。30分経ってようやく店内に通された。店内中央に券売機。L字型カウンター11席。厨房には中年の男店員達が4人。回転が悪いのかそこから更に10分以上待たされようやくラーメン登場。
看板メニューを注文。お品書きに野菜豚骨魚介ラーメンと書かれている。茶濁したスープは確かにこってり濃いめの味わい。麺はポクポクした食感の角ばった細麺ストレート。具は薬味ネギ、メンマ、柔らかバラチャーシュー2枚、海苔1枚、柚子の欠片。そこそこ美味しかったがこれって王子の『伊藤』や鶯谷の『遊』の角館ラーメンのマネなのでは?マネて悪いわけではないけど『せたが屋』系って何だかオリジナル性が薄い気がする。感動までいかずとも関心すらしないな。1本筋が通ってないとブランドにはならない気がする。店を出ると15人くらい外で待っている客がいた。
店を出て駅ガード下を抜け西口に出る。徒歩3分程度で次の店『武双(むそう)』に間髪入れず入店。この店は『麺屋武蔵』で修行していた双子の兄弟が独立して出した店だという。L字型カウンター9席と小さい店舗ながら内装などもちょっと武蔵っぽさが出ている。入口脇に券売機。入ったら空席待ち3人の先客有り。8分くらい待って着席。そこから更に8分待ってようやくラーメン登場。
背脂の赤武士を兄が、蝦油の黒武士を弟が考案したとの事。この2本が基本となっている。我は赤を選択。確かに茶濁した魚介豚骨スープの上に背脂が浮く。麺は太麺ストレート。具は青ネギの小口切り、もやし、メンマ、巻きバラチャーシュー1枚。『神山』より醤油味が濃いめで少し良かったが。最近武蔵の甘い豚骨醤油がダメになってきたなぁ。しかもこの太麺が更に苦手。ラーメンではなくうどんを食べている気がするんだよなぁ。それに『大ふく屋』から間髪入れずの2杯目はキツかった。
帰りは京浜東北線で一気に最寄り駅まで1時間少々かかった。
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