六白味楽
2夜連続で白楽へ下車。今日は六角橋方面へ向け坂を降りる。六角橋交差点のケンタッキーの脇の露地をちょっと入ったところに白い提灯を発見。『六白そば』と書かれている。このお店は実はラーメン専門店ではなく、『麻布そば』という系列の立ち喰いそば店だ。しかしこの店は一風変わった中華そばも出すというのだ。木を活かした店構え。入店すると正面に券売機が二つ並んでいる。壁に面したカウンター6席、4人がけテーブル席2卓、あとは立ち食い用のテーブルが中央にある。奥の厨房カウンターに食券を持って行き、出来上がりが告げられたら自分で取りに行くシステム。厨房には3人の中年男。先客3人後客2人。
この店は「そばだしでつくる中華そば」がウリ。麺は細麺と太麺、味も薄めと濃いめが選べる。ビジュアル的にはいたって普通の中華そば。角ばった細麺ストレート。青ネギの小分け切り、メンマ、かまぼこ、刻み海苔、巻きバラチャーシュー2枚。ちょっと尾道ラーメンにも見える。でも確かにスープはうどんのもの。甘い!不味いわけではないのだが我の苦手なタイプだ。それにこれで680円ってのは高すぎると思う。
六角橋を東白楽方面へと歩く。いつの間にか『ぼっけもん!』が『花月嵐』へ、『天麺』も看板が変えられていたが、次の店はまだ開店準備中のようだ。東白楽の駅を通り過ぎしばらくするといかにも場末のラーメン屋が見えてきた。屋号は『ミラク』。前から知ってはいたのだが、あまりに期待出来ない場末感でなかなか入る気がしなかったのだ。入ると案の定場末感が蔓延している。先客ゼロ。普段着を着てる痩せぎすのオヤジ一人だけ。L字型カウンター8席。後客も当然なし。口頭で注文。おそらく我が入店するまで客はいなかったのだろう。麺や具を袋から出して1から準備していた。
普通のラーメンもあっさりラーメンもあったが同じ500円だった。必要以上に大きな丼で出てきた。出てきたのは「はい、はい。」といった感じの絵に描いたような場末系ラーメン。背脂が入るショップ系の味。麺は中細ちぢれ麺。具はメンマ、ワカメ、薬味ネギ、海苔2枚、味濃いめのチャーシューも1枚。ワカメが先端の葉っぱみたいな形のものだったのが悲しい。もうここまで予想通りだと苦でもないな。
帰りは東神奈川まで歩いた。
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