相模線行
いつものクセで朝6時頃目が覚めてしまった。早起きは三文の徳という事で近所の寺へのお参りを済ませる。昨日のブログの書き残しを完了させた時点でついウトウトと二度寝をしてしまった。再度起きた時には出発予定時刻間際。今日行く店が載っていたラーメン本を探すのに手間取り、最寄り駅に駆けつけたものの予定通り行くのは不可能になってしまった。何故そんなに時間を気にするかというと、今日の食べ歩きは単線の相模線沿線だからだ。1時間に2本しか運行しないので1本乗り遅れると20分以上待たなくてはならない。ケータイでダイヤを確認したがやはりこのままでは茅ヶ崎で17分待たなければならないようだ。肩を落としてとりあえず大船方面の電車に乗る。ところが奇跡の逆転劇が起きた。電車が大船に到着する際に東海道線のホームに電車が止まっているのが見えた。大船駅を猛ダッシュし正にギリギリで当初予定していた東海道線に乗り換える事が出来た。茅ヶ崎から相模線に乗り換える。5分ちょっと待たされて電車は出発。先月行った寒川のひとつ先の宮山という駅で下車。今日は雲ひとつ無い青空で気持ちがいい。歩いて5分ほどで最初の目的店『天龍』へ到着。店の外からでは店内の様子がわからない喫茶店のような店構え。木の扉を開き入店。開店時間ちょうどに入店したので先客ゼロ。それぞれの列に5人座れるコの字型カウンター席。隅にはマンガ本がかなりの量並んでいる。厨房には中年夫婦2人。後客4人。口頭で注文。
オススメマークが付いた屋号を冠したメニューを注文。 色々メニューがたくさんあったが麺ごとにメニューが分かれていた。この天龍麺は中太玉子麺だ。豆板醤が絡められたザンギリネギが山盛り。中には小さく切られたチャーシューもふんだんに入っていて、その上挽肉もたくさん入っている。味玉が黄身しっとりで甘くて美味しかった。ボリュームたっぷりでこれは満足の一杯。
駅に戻り5分程度の待ちで電車が来た。2駅先の門沢橋で下車。海老名市に突入。今年1月に来た以来だ。またもやこの駅に降りる事になるとは思わなかった。川を渡って信号を右折し駅から徒歩7分程度で目的の店『いっぱち』を発見。本当はこちらの店を先に入りたかったのだが12時から開店だったのでやむを得ず2店目にしたのだ。入口に骨がたくさんぶら下がっている。ちょうど開店時間に到着したのだが既に先客3人。厨房には若い男の店主1人。白いTシャツにマジック書きでいっぱちと書いてある。一列のカウンター8席。後客4人。口頭で注文。
旭川なら醤油だろうと筆頭しょうゆを注文。15分くらい待たされてようやくラーメン登場。豚骨濃度が濃くまろやかに甘みを感じる醤油スープ。麺はかために茹でられた中太ちぢれ麺。具は薬味ネギ、メンマ、海苔1枚。そしてチャーシューはトロトロに柔らかく脂身の多いもの。同じ旭川という事で『天鳳』に良く似ている美味い一杯だった。店を出る時には席待ち客が3人くらいいた。
店を出て隣の『東名家』にも間髪入れず入ろうとも思ったが、次の電車の時間から無理と思われ断念。これだから相模線沿線の食べ歩きは拘束があって困る。帰りはちょうど橋本方面行きの電車が来たので海老名まで乗って相鉄線で横浜に戻った。
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