堀之内家
家系欠乏症の為今日は家系の店に行く事だけは決めていた。ガイド本をパラパラとめくると『萬家(ばんや)』という未訪店が堀ノ内ににあるようなので行ってみる事にした。今日は昨日と同様暖かな冬の日となった。しかし妙に暑いなという気がした。でもスクーターで上大岡へ向かった。京浜急行のホームに行くとちょうど快速が来たので乗り込む。横須賀中央の次の停車駅、堀ノ内で下車。県立大学駅前とさほど変わらない風景だった。駅前から真っ直ぐ歩いて約4分、16号線に出てすぐ横に目的の店はあった。木材を活かした店構えと内装で清潔感がある。店中央に券売機。一列12席のカウンター席。厨房には店主夫婦と思われる中年男女2人。先客8人後客5人。
『近藤家』の姉妹店というから六角家系の中でも正統派家系といえる。3枚の海苔に覆われていたので海苔を立てて撮影。口当たりがまろやかなところが確かに『近藤家』を彷彿させる。麺はまだ柔らかさを感じた。ほうれん草、薬味ネギ、チャーシューは柔らかいものが2枚。美味しくはあったけど感動は得られなかった。
この辺りは潰しが効かないので当初新大津まで電車で移動しようかと考えていたのだが、偶然にも道路を挟んだ向かいにもう一店家系とんこつラーメンという看板を掲げている店を発見。『吉実家』という屋号だ。道路を渡って間髪入れず入店する事にした。近づいて看板を改めて見ると林家姉妹店とある。林家というと同名の店が向田橋にあったけどその店の事だろうか?あちらもラーメンショップ系だったと思うが…。店構え内装ともモロ国道沿いの場末店そのもの。入口に券売機。厨房には中国国籍と思われる中年夫婦2人。一列10席のカウンター席と奥に4人がけテーブル席1卓。先客3人後客5人。
『とんこつラーメン(麺かため・油多め)』 550円
しょっぱい!家系としてのコク云々以前に家系に近い味でもない!頭の中で家系のイメージを捨て塩ラーメンだと思い込んで食べないと食べ進められないほど。久々にエセ家系に出合ってしまった。具は薬味ネギ、ワカメ、半玉、チャーシュー1枚、海苔3枚。値段的にはボリュームあるとは思うが我はこの値段でも再訪する事はないと思う。但し、2店目である事と体調が良くなかった事も要因ではあったかも知れないので店だけのせいとは出来ないな。
帰りは熱が出て頭痛はないけど頭がクラクラした。速攻で帰宅してとりあえず布団に潜り込んだ。
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