追浜遠走
朝10時過ぎに家を出て古本を処分する為ブックオフに行った。その後今日の食べ歩きは横須賀駅周辺に狙いを定めていたが、雲ひとつ無い快晴で気分が開放的になり、追浜近辺までスクーターで直に行ってしまおうという気になった。伊勢佐木町からただひたすら横須賀街道沿いを飛ばす。磯子、新杉田、京急富岡、能見台、金沢文庫、金沢八景を通り過ぎて『横横家』を横目に横須賀市内へ突入。ほどなく追浜駅前へ到着。それでも更に横須賀街道を直進ししばらくすると最初の目的の店『一夢庵(いちむあん)』を発見。と言うか通り過ぎてしまったので引き返し店の前にスクーターを止め入店。緑色の暖簾を割り自動ドアを開け入店。先客ゼロ。厨房に若い男の店主1人。入口に券売機があったが札が入らないので店主を呼んだ。店主が何か調整すると入るようになった。どうもロックがかかっていたらしい。口開け客はこういう事がたまにある。L字型カウンター席はだいたい9人がけか。4人がけテーブル席は2卓。BGMは洋楽。TVもついている。後客は3人家族のみ。
筆頭屋号を冠するメニューを注文。食券を渡すと店主から中細麺・極細麺のどちらがいいか聞かれた。極細麺にしてみた。ついでに麺のかたさを聞いてくれれば粉落としにしたのに九州ラーメンと知らなかったので何も言わなかった。出て来たラーメンは豚骨臭はない。白濁豚骨スープに香油がかかっている。麺は極細ストレートだがやっぱり柔らかく感じた。具は青ネギの小分け切り、海苔2枚、黄身がトロリの半玉、巻きバラチャーシューが2枚。卓上から紅生姜と胡麻を投入。このチャーシューの縁がいい感じで焦げてて味が染みている。美味しかった。
駅前まで戻り横須賀港方面へ行ってみる。地方都市の駅前商店街然といったちょっと懐かしい雰囲気が漂っている。シャッターを下ろしたままの店舗が多い。そんな中に赤いラーメンと書かれた看板を発見。『龍昇家』とある。勇ましい屋号で初めて聞くが、更に追浜支店と書かれている。本店はどこにあるのだろう。店外に貼られたメニュー写真を見ると家系亜流っぽい。家系のラーメンも食べてみたかったので入店。入口に券売機。厨房の前に横一列10席のカウンター席。4人がけテーブル席が1卓。厨房には中国人と思しき熟年夫婦。先客1人後客3人。
『豚骨醤油ラーメン(麺かため・油多め)』 600円
半ライスがサービスとの事だが遠慮した。豚骨濃度が薄い。中太ストレート麺。麺箱には増田製麺とあった。具は薬味ネギ、ワカメ、もやし、半味玉、海苔1枚、チャーシュー1枚。場末家系といった感じ。
帰りは金沢文庫から笹下釜利谷道路経由で帰路についた。
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