夜元住吉
辿り着いた週末。非常に疲れた。もう今までのように開放感から厚木とか行く気力すらない。だから金曜の夜どこ行くかも全然決まらなかった。昨夜までは近所の未訪の場末店にでも行くかと思っていた。しかし営業時間に問題があり変更を余儀なくされた。そこで比較的安易に行ける東横線沿線を狙う事にした。このところ横浜市以西ばかり行っていた。あえて川崎は対象から外していた。そろそろ川崎方面に目を向ける時期かも知れない。菊名から東横線に乗り換える。未訪の新丸子に行く事を当日の朝考えていたがなんだかしっくりこない。東横線に乗り換えた時点で武蔵小杉に目的地を変更した。ところがそのひとつ手前の元住吉に電車が止まった時に何故か電車を降りてしまった。昨年9月に『住吉家』に行った際に通り過ぎた『てっぺん家』という家系の店を思い出したからだ。本心を言えば疲れていたので冒険はせずに安心できる家系ラーメンが食べたかったのだ。歩いて1分もかからず店に到着。我が入店しようと思ったらちょうど前に歩いていた人が3人先に入店してしまった。入口に券売機。白を基調にした明るい内装。手前に4人がけテーブル席が2卓。奥にL字型カウンター10席。厨房には店主ひとり。と思ったら奥さんと思しき店員がカウンター席奥でまかない食事中だった。先客7人後客ゼロ。先客が多かったので待たされた。
『ラーメン(麺かため・油多め)』 650円
基本メニューを注文。多少豚骨臭がする。でもスープはあっさりめだった。分類すると六角家系か。麺は平打ち中太麺だが短いのが特徴。具は家系の定番、ほうれん草、チャーシュー1枚、海苔3枚に加えもやしが入っていた。疲れている時に家系を食べると美味いと感じるはずなのに、そうではなかったという事はそういうレベルだという事だろう。
早速駅に戻る。駅出口のすぐ傍にある『寿限夢』に間髪入れず入店。入口に券売機。厨房の前に一列10席のカウンター席と奥に4人がけテーブル席が2卓。カウンター席にはあらかじめ各席におしぼりが置かれている。何となく洋食屋っぽい内装だけど厨房では中華鍋をカラカラかき回す音が絶えない。おじさん店員3人。ラーメン屋というより中華料理屋っぽい。先客も定食などを食べていた。男の1人客が多く出入りが激しい。常に5割の席は埋まっている状況。
筆頭メニューを注文。味噌の味がきついのかかなりしょっぱい味。例えるなら回鍋肉のタレのよう。胡麻が浮いている。麺は多加水中細ちぢれ麺。具はメンマ、薬味ネギ、もやし、人参、筍、何かの茎と野菜豊富。あとは薄いチャーシューが2枚と半玉。食事をした満足感は得られたが何分しょっぱかった。
とっとと帰宅すべく東横線各駅停車で横浜に出て帰った。
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