逗子連麺
今日は未開拓の三浦半島地区に行く事に決めていた。けれど明確な目的地はなかなか決めきれずにいた。横須賀は先週行ったばかりなのでまだ早い。北久里浜もちょっと新鮮味がない。という事で未訪の逗子を開拓してみる事にした。横浜から横須賀線で1本だから比較的簡単に行ける。しかし今日はあと少しで逗子というところで踏切事故で10分以上電車に閉じ込められてしまった。ようやく着いた逗子はローカルな空気に包まれのんびりしたムードだ。改札前のロータリーを縦断し真っ直ぐ行った道、亀ヶ岡八幡宮の隣に昭和の香りが漂うラーメン店を発見。逗子の老舗『ときわ軒』だ。ラーメンと書かれた赤い暖簾を割ると6人がけのテーブルが4卓並んだ町の食堂という雰囲気の店内。初老の店主におばちゃん2人という店にマッチした店員配置。先客7人後客1人。口頭で注文。
予想通り昔ながらの中華そば。魚介ダシが感じられて美味しいあっさり醤油スープ。麺は中太縮れ麺。具は薬味ネギ、小さいナルトにメンマに海苔1枚。オマケのように小さいチャーシューが付いていた。懐かしさを感じてそこそこ良かったけどラーメンって高くなってしまったなー。
それから京急新逗子駅の方に出てから別の路地に入りそこを抜けた角にもうひとつの店『壱成(いっせい)』を発見。ガラス張りの家系ラーメン屋らしい店構え。入口に券売機。手前にテーブル席が4卓くらいあり、奥にL字型カウンター8席くらいある。厨房には若い男の店員が調理、大柄の店主が目を光らせているという感じ。あと接客係の小太りの女店員1人。結構客の出入りが激しく正確にはわからなかったが常に8割以上の客がいた感じ。
筆頭は屋号を冠した壱成ラーメンというメニューだったが特のせっぽかったので基本のラーメンを注文。家系と思ったら違っていた。豚骨醤油ではあるけどかなり醤油寄りのスープ。麺は中細ちぢれ麺。具はほうれん草と海苔3枚。薬味ネギがやたら入っているのが印象的。そして脂多めのチャーシューが2枚入っていたがとろけるように柔らかく美味しかった。
午前中は晴れていたのに午後から急に雲が立ち込めてきたのでトンボ帰りしてしまった。
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