平日拉博
突如会社を7時半前に上がれたので、突如どっかに寄ってみたくなった。ふと頭に浮かんだのが新横浜ラーメン博物館。しかしこの時間やっているのか?と心配だったがケータイで調べてみると何と夜10時まで営業している。やるなラー博という感じだ。ラー博は入口が地味だからいつもどの路地にあるか迷う。8時頃現地到着。もぎりのお姉さんも暇を紛らわすかのように半分呼び込みと化している。チケットを買い目指すは一店のみ、今年5月18日から半年間の期間限定で出店した『一力(いちりき)』だ。別に上大岡の店が出店したわけではない。「みんなのふるさとラーメン」と題し地味なご当地有名店を紹介するシリーズの第一弾として、福井県敦賀市にある創業昭和33年の老舗行列店が選ばれたというわけ。ご当地ものには弱い我、いつかは来ようと思っていたのだ。前に『井出商店』があった場所で営業していた。暖簾を割り中に入る。入口に食券機。テーブル席には先客が2家族くらいいたが、カウンター席は誰もおらず我が座った。厨房とカウンターとの仕切りが高い為、店員は1人しか見えなかった。あと接客の女店員ひとり。
中華そば 一力 新横浜ラーメン博物館店 『中華そば』 800円
とろみのある豚骨醤油スープは一瞬『井出商店』の和歌山ラーメンを思い出させたが、こちらのが醤油寄り。味濃いめ。麺は多加水気味、平打ち気味の中細ちぢれ麺。具は細切りメンマ、薬味ネギ、最初から紅生姜がのっている。脂身の少ない柔らかい薄めのチャーシューが4枚も入っていた。特徴的なのが胡椒の味がする事。なかなかに美味しく個性を持つ一杯に出会えて満足した。さすがはラー博。しかしこれ一杯で1100円かと思うとやはりラー博だなーとも思う。平日の夜なんてガラガラなんだろうなと思っていたが、寂しくなるほどではなくそこそこ客はいた。そういえば子供達は夏休みに入ったばかりだったか。
これからはラー博くるなら早く上がれた会社帰りかな。しかし駅前の歩道橋を早く完成させてくれないと不便でならない。
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