昼相模原
昨夜も遅かったし疲労が尋常じゃなく蓄積していたので本当に今日は寝て過ごしたかった。しかも外は小雨が降っているし。でも今日も何処にも食べ歩きをしなかったら今週ずっと鬱憤まで蓄積してしまう事が予想出来たので体を引きづるようにして午前10時頃に家を出た。向かうは昨日と同じ相模原。やはり昨日おとといと行けなかった事が悔しかった事が大きい。それでも日曜まで毎日通勤で乗っている横浜線に乗るのは抵抗があった。でも桜木町から急行に乗ったのでそれほど日常感はなかった。今日行く店は昨日の店より更に駅から離れているのでバスに乗車。運良く発車直前のバスに乗れたので時間的ロスは無かった。駅から4つ目の停留所で下車。その停留所の真ん前に最初の目的の店『風と花』があった。開店時間の7分くらい前に着いたのでシャッターが閉まっていた。だから次の店を先に行ってしまおうかなと思ったが、既に夫婦二人が開店待ちしていたのでついついそこに並んでしまった。小雨が降っているので春先とはいえ今日は寒い。すると我の後ろにも人が並び始め開店時には10人程度の行列になっていて空席待ちの客が出るほど。というのはこの店、限定メニューを随時出すラオタ志向の店なのだ。黒い一列のカウンター席に回転イスが床に固定されている。厨房には夫婦が二人。何故か客席の後ろに子供二人がちょこんと座っている。口頭で注文。
今日の限定は魚介豚骨らーめんだそうだ。それを頼む客が多かった。それとぶた麺なる二郎テイストなラーメンも人気だ。でも我は屋号の一文字を冠する筆頭の風らーめん注文。それを注文したのは我ひとりだった。基本は塩ラーメンの店なのだ。もうひとつの花らーめんは梅塩ラーメンとの事。出てきた一杯は透明なスープの上品そうなもの。じんわりと後から塩の滋味がくる。美味しい。沖縄の命の塩ヌチマースを使っているとの事。麺は柔らかい細麺ストレートで我の好みではないがこのスープには合っていると思う。うっすら辛味がついた白髭ネギと青ネギの小分け切り、海苔1枚。繊維質で肉厚のチャーシュー2枚。味玉は黄身しっとりタイプだが冷たかった。ラオタ向けの店だなーと思った。料金を払うと後ろで静かにしていた二人の子供が厨房の中に入った。あぁ皿洗いのお手伝いを待っていたのか。偉いなぁ。
店を出て駅とは反対方向に2分くらい歩く。街道沿いに長屋のようなラーメンショップ風の店『壱発ラーメン』があった。地元では人気の店だそうだ。中に入るなり威勢のいい店員達の「いらっしゃいませー!!」の声。体育会系といった感じ。食券機で食券を買った。L字型カウンター席と背中合わせの短い一列のカウンター席。9割の席が埋まっていたのでその小さなカウンター席に座った。ラーメンが出来ると呼ばれそこからセルフサービスで席へ持って運ぶ。
『ネギとろラーメン 正油(麺かため)』 850円
正油と味噌が選べる。平たい丼で登場。店の雰囲気も含め奥戸の『貴生』を思い出した。背脂が浮くがあっさり豚骨醤油スープ。やっぱりショップ系の味かな。麺は中細ストレート。千切りネギもそうだがやはり目を引くのは千切りの長芋。これが「とろ」なのか?他にはワカメと海苔1枚。チャーシューは薄いものが2枚。ボリュームは凄い。途中きつくなり卓上のニンニク投入。2杯目でこの量はきつかったな。
帰りもタイミング良くバスが来たのでスムーズに駅に帰れた。
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