祭日青葉
祭日で休日。週の中日に休日があるとありがたみが増すなぁ。このところ疲れる毎日だったので本当に助かる。
食べ歩きの方はこのところ都内遠征はせず相模原か横浜市内というような感じになっている。今日もそれに習って青葉区の未訪問店を訪ねてみようと思った。青葉区と言えば田園都市線。従って一度長津田まで横浜線に乗らなくてはならない。何だかこのところ休日でも通勤に使っている横浜線に乗ってしまう事が続いている。気分的にあまり積極的に乗りたくはないのだが仕方ない。長津田に出て田園都市線に乗り換え江田へ向かう。江田といえば約半年前に青葉区で初めて入店した店『一兆堂』に行った時に降りた駅だ。そして今回行く店も同じ通りに面しているところに店がある。『一兆堂』に着くまで結構な距離を歩いた記憶があるから、今回は更にその先にあるので駅から8分程度歩いた。屋号は『らーめん幻(げん)』という。何でも『七志とんこつ編』と同じグループだという。本来ならば会社帰りに寄って済ませたい店だったが何と昼の3時間半の営業のみ。屋号は伊達ではなかった。わざわざ祭日にここまで来たのはこの店のせいだ。とにかく入店する。結構雑というか汚くはないけど洒落っけが全く無い内装だな。L字カウンターとテーブル席4卓くらいあったかな。先客3人後客6人。男の店員が3人いた。口頭で注文。
正油、塩、味噌、豚骨とメニューが色々あり迷った挙句屋号を冠するメニューを注文。大盛りが常にサービスらしいが連食が念頭にある為普通出注文。出てきたラーメンはマー油がかかった『七志らーめん』そのもの。スープも具も一緒だ。茎わかめまで入っているし。これなら筆頭の正油を頼めば良かったかな。但し麺が弱い。柔らかい中細ちぢれ麺。これは正油にはいいかも知れないが豚骨には合わないと思う。
次はちょっと戻って『一兆堂』の隣に出来た新店『大海軒』だ。『一兆堂』に入店した当時から開店準備中で屋号は『大勝軒』だったのだが、先月末にようやくオープンしたと思ったら『大海軒』に変わっていたといういわくつきの店。絶対にもめたに決まっている。どうやら駐車場も『一兆堂』と共用なので同じ経営らしい。入店すると一列のカウンター席と四人がけのテーブル席が5卓くらいあり内装も含めラーメン屋らしくない。何となく洋食レストランの雰囲気。昼時だったからか常に7割程度席は埋まっていた。店員は「大海」とプリントされたTシャツを着た男の店員が四人もいた。口頭で注文。
えー!中華そばが880円って何なんだこの値段は!出てきたラーメンは巨大な丼で登場。あっ!てっきり東池袋系かと思っていたら永福町系だったのか!というよりおそらくもめて関係ないのだろうけど。でもラードが浮いて煮干しの香りが漂うスープは永福町系そのもの。麺は中太ちぢれ麺がおそらく2玉。具は薬味ネギ、メンマ、チャーシュー1枚。海苔1枚。我はもう永福町系の味に慣れたので美味しく食べられたが最初はキツイからね。東池袋系だと思って食べると余計キツイ。ネットで評判悪いのは東池袋系だと勘違いしてつけ麺注文していたからだと思う。食べ始めてから気づいたのだがメニューに並盛780円と書いてあった。そっちを頼めば良かったと激しく後悔した。
再び駅に戻り次の駅あざみ野で下車。駅から3分くらいの場所にある『三三五(ささご)』という店。田舎の民家の雰囲気を出した和風でシックな店構え。座敷まである。先客は5人後客3人。ボーンと鳴る柱時計がある。雰囲気はいい。女性客が多いのも納得。厨房には店主と女将、接客の女性店員ひとり。口頭で注文。
筆頭支那そばを注文。意外と早く出てきた。動物系のダシが効いた醤油スープで魚介ダシも合わせているようだ。麺はちぢれ細麺でコシがある。具は薬味ネギ、絹さや、メンマ、彩りのあるかまぼこ、半玉、チャーシュー1枚、海苔1枚と豊富。のっていた薬味ネギも含めて苦い味がする。魚介と醤油のエグみがあり、三杯目という事を差し引いたとしても美味しいとは思えなかった。
おととい三連食した上またもや三連食。しかも5日連続食べ歩き。ちょっとセーブしないといけない。帰りは市営地下鉄ブルーラインで関内まで一気に。
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