高田降龍
再び東山田駅に戻り電車に乗ったが次の高田駅で下車。ちなみにこの場合東山田も高田も田には濁点を付けず読む。さて地上に出ると港北区に入ったからか車の交通量も多い国道沿いの町並になっていた。国道沿いに5分弱歩くと目的の店『支那そば屋龍(ロン)』があった。この店も雑誌で紹介されていたが駅からあまりに遠かったので頭の中で消去していた店。看板にも書いてあるが以前は大井埠頭第8バースの有名屋台だったらしい。暖簾を割り入店すると昔ながらのラーメン屋といった風情。天井近くに設置されたテレビがBGV。L字型カウンター中の厨房では小柄ながら濃い顔をした親父が一人。先客3人後客四人。口頭で注文。
正油と塩があり、あとはチャーシューメンだけという硬派なメニュー表。筆頭正油を注文。自慢の大型高低圧二連釜で豚骨を炊きだした白濁はしていないけどコクのある豚骨スープ。表面には鶏油が浮く。メンはブリブリの平打ち縮れ太麺。しかもこれで並なのかと思ってしまうほどかなりのボリュームで入っている。具は薬味ネギと青梗菜、海苔1枚。そして塩味が濃い大きく肉厚のチャーシューが2枚。さらに固ゆで玉子が丸1個。これで550円は素晴らしすぎる。ラーメンもありそうでない個性的な一杯。こういうの好きだなー。満足の一杯。
帰りは日吉に出て東横線で横浜に出た。
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